NTTコミュニケーションズ(NTT Com)、日立製作所および日本電気(NEC)は25日、
「サイバー攻撃解析・防御モデル実践演習」を実施した。
3社は、総務省の「サイバー攻撃解析・防御モデル実践演習」の実証実験を受託。
新たなサイバー攻撃に対応可能な環境を実現するため、総務省主催の「CYDER−実践的防御演習−」の
第1回目を25日に実施、2013年度中に合計6回を実施する予定となっている。
CYDER(サイダー)はCyber Defense Exercise with Recurrenceの略。
この実験は、LAN管理者やLAN運用者が2〜4名構成のチームで参加し、参加チームごとに大規模LANを模擬した
環境で標的型攻撃インシデントを体験する。
インシデントの発生から対応、回復までのインシデントハンドリングについての一連の流れを体験することで、
サイバー攻撃への対処方法を学習できる見込み。
増加するサイバー攻撃に対応するため、官民のLAN管理者およびLAN運用者の
インシデントレスポンス(被害の早期発見・検知ならびに対処)能力を向上させるのが目的。
日常の運用を考慮しながら、事業継続を脅かす攻撃に対応できる
「総合力の高い情報システム管理者」の育成を目指すという。
(画像)
http://www.rbbtoday.com/imgs/zoom/330642.jpg CYDERの演習プログラム(各回2日間)
____________
▽記事引用元: RBB TODAY 《冨岡晶》 [2013年09月26日 11:52]
http://www.rbbtoday.com/article/2013/09/26/112115.html