【アベノミクス】 参院選後から目立ち始めた政府・官僚の緩み　政権支持率も下がりはじめ、産業競争力強化法の中身はスカスカ

★岸博幸：参院選後から目立ち始めた政府・官僚の緩み

　参院選が自民党の大勝で終わり、安倍政権が長期安定政権となることが確実になりました。
そんな中、安定政権で起きがちなことではあるのですが、参院選からまだそんなに時間が経っていないというのに、
さっそく政府の官僚の側の緩みが目立ってきたように思えます。

●失業率低下はアベノミクスの効果？

それを思わせることの1つは、今週発表された6月の失業率に関する説明の仕方です。
完全失業率が3.9％と4年8ヵ月ぶりに3％台になったことについて、
“アベノミクス効果で景気が回復し始めている”という趣旨の説明をしていますが、本当でしょうか。

というのは、確かに政府の説明のように全体の就業者数は前年同月比で増加しており、
その意味では雇用が量的に改善したとは言えますが、前月比でみると就業者数は減少しています。
量的にも十分改善しているとは少し言いにくい気がします。

それ以上に問題なのは、質的にはとても改善しているとは言えないことです。
6月に前年同月比で雇用者数が大きく増加したのは医療・介護という賃金水準があまり高くない産業です。
それに対して、賃金水準が高い製造業の雇用は大幅に減少しています。
地方の大事な雇用創出源である建設業も大幅に減少しています。

さらに言えば、6月に全体の雇用者数が大きく増加した最大の要因は明らかに非正規雇用です。
実際、農業以外の正規雇用は前月に比べて13万人減少（3745万人→3732万人）しているのに対して、
非正規雇用である有期雇用は41万人増加（965万人→1006万人）しています。

要は、6月の雇用増の主な中身は賃金の安い仕事や非正規雇用の増加であり、
その意味で雇用の質の改善はまだまだなのです。

ダイヤモンド・オンライン　http://diamond.jp/articles/-/39653

続きは>>2-4

>>1の続き

加えて言えば、そもそもアベノミクスの効果がそんなに早く実体経済に現れるはずはありません。
金融緩和が行なわれたのは4月4日ですから、金融市場にはすぐ効果が出るものの、6月の段階で実体経済にまで波及しているはずがありません。
財政出動についても、補正予算が国会で成立したのが2月末ですから、実際のおカネの支出が始まったのは4月からで、
6月の段階では支出額もまだ大きくないと考えられます。補正予算では公共事業に5兆円を計上しているのに、
6月の建設業の雇用が大きく減少しているのがその証左です。

それにもかかわらず、閣僚や官房長官は会見で“アベノミクスの効果で雇用が増えた”と発言しています。
こうした発言は通常、官僚が用意した発言要領に基づいていることを考えると、官僚の手前味噌と自画自賛が過ぎるのではないでしょうか。

●“中身スカスカ法案”が成長戦略の目玉？

次に政府の緩みを感じるのは、安倍政権での影響力の大きさから浮かれている経産省です。

参院選の翌日に安倍首相は、記者会見で“秋の臨時国会は成長戦略実行国会であり、産業競争力強化法案を国会に提出する”と発言しています。
これも官僚が用意した発言要領に基づくものと思いますが、6月に策定された出来の悪い成長戦略を実行するんだと
宣言させること自体センスが悪いことに加え、問題は、さも産業競争力強化法が成長戦略の秋の陣での
最大の目玉であるかのように安倍首相に発言させてしまったことです。

というのは、現段階で経産省が検討している産業競争力強化法の中身は、はっきり言ってスカスカの状態だからです。

続く

>>2の続き

　今週開催された自民党の税制調査会に経産省が提出した「産業競争力強化法案の検討状況」というペーパーを見ますと、法律の中身は、

・ 企業単位での新たな規制改革制度（企業単位の特区）の創設
・ 新たな事業について法令適用の確認を行なうグレーゾーン解消制度の創設
・ 企業からベンチャーファンドへの投資を円滑化する制度の新設
・ 企業の事業の分離・再編・統合による事業革新を後押しする新たな施策の実現
・ リース手法を活用した企業の設備投資の支援
・ 地域中小企業の創業・事業継承支援
・ 産業革新機構によるベンチャー投資の迅速化
・ 企業の私的整理の円滑化

　 と、ものものしい名前の法律名からはほど遠い期待外れな産業振興策のオンパレードとなっています。
実際、自民党税調の場では経産省は、出席した国会議員から“この程度の中身だったら経産省は不要だな”などと厳しく批判されています。

秋の臨時国会には、他にも国家戦略特区の実現のための法案、電力システム改革のための電事法改正法案、
コーポレートガバナンス強化のための会社法改正法案などが提出されますが、
それらの法案だけで6月の成長戦略の実現には十分なのです。それなのに、経産省が目立ちたいために名前だけはカッコいい
“産業競争力強化法”を出すと首相に言わせてしまい、でも実際は今の段階で中身がまだスカスカというのは、ひど過ぎます。

●官邸はもっと手綱を引き締めるべき

　 他にも霞ヶ関からは色々な話が入って来ますが、そのどれもが官僚の緩みを物語るものとなっています。
自民党による長期安定政権の実現で、昔のように自分たちがやりたい政策を自分たちのペースでやれるという
意識がその根底にあるのでしょうが、国民や金融市場を舐めるなと言いたくなります。
株価は軟調で政権支持率も下がりつつあり、そんな余裕はとてもないはずです。
官邸には是非とも早めに官僚に対する手綱を引き締めてもらいたいものです。

以上

＞政権支持率も下がりはじめ
ソースよろ

丑は災いのもと

日本の夏　ガソリン地獄の夏

ああ、ダイヤモンドの記事かw
まだ会社が潰れてなかったんだな。

ダイアモンドか終了〜ｗ

＞そもそもアベノミクスの効果がそんなに早く実体経済に現れるはずはありません。

直ぐに現れるようなものではないのに、
ニュース番組ではサラリーマンや主婦に対し「景気が上向いている実感はありますか？」と質問を繰り返し
「実感はありません」の回答を故意に引き出すヤラセの横行が日常茶飯事

まあね、マスコミは急激な円高になると東京大田区あたりの町工場へ出向き円高で悲鳴を上げたやらせ報道をし
円安になればなったで主婦にターゲットを絞り輸入商品の値上げで苦しいそぶりを報道、野党と同じ粗探し

さすがにゲンダイに比べるとちゃんとした記事だな

PC関連だと結構値段上がってるね
合計が２０万クラスだ３〜４万値上げになってる。
食品関連でも似たような状況だろうから

給与が上がってないのだが、結果苦しくなるだけだな

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　　　　石井一が漢字テストのアップを始めました


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マスゴミ民主党ｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗ

小麦粉高騰で

食料品が上がり

ガソリンも選挙終わった途端瀑上げ

電力会社もやりたい放題の値上げ

雇用は全国ブラック化


どうしょうもないので貧乏な若いもんは食い扶持に困って自衛隊ｗ
これぞ平和憲法のまま闇徴兵制の実現ｗ


麻生の裏ナチス理論だｗｗｗｗｗっｗ！

消費税増税阻止に好影響か？、
あほうの失言で財務省の影響を削げたにだ。

三本の矢がスカスカすぎてなあ

輸出業者と株屋はホクホク、輸入零細業者はナミダ顔、その跳ね返りがこれから値上げに苦しむ働く一般庶民が、遊んで喰ってるナマボに負けたか、
笑いが止まらん自民と創価に富裕層にアベ黒よ、好きなようにしろよ、したたかな庶民は残飯食っても生き延びてやるぞ。

　　＞石井一が漢字テストのアップを始めました

国民に嫌われて絶賛失業中ｗｗｗ

キチガイうっしぃは、今まで何でもかんでもアベノミクスのせいにしてたじゃん
だったら、「そもそもアベノミクスの効果がそんなに早く実体経済に現れるはずはありません」って部分をどう解釈してんの？
ねえねえ