ペルーを旅行した英国人女性、ラシェーリ・ハイスさん(27)は頭痛を訴え、病院で検査を受けたところ、頭部には肉食のハエの幼虫
が見つかった。幼虫は皮膚を破って内部から頭を食していた。インターナショナル・ビジネス・タイムズが報じた。
ハリスさんは旅行中、頭にハエがとまっていたのには気づいたものの、特に注意を払わなかった。ところが帰国と同時に頭部に激痛
を感じ、病院に駆け込んだ。医師らはハリスさんを詳しく調べたところ、頭部に肉食虫のCochliomyia hominivoraxの幼虫8匹が
見つかった。
幼虫はハリスさんの頭部をかじり、すでに12センチの長さのトンネル状の穴を開けていた。今のところ医師らが駆除に成功したのは
8匹のうちわずか2匹。幼虫がハリスさんの脳にまで達した場合、死にいたる危険性があるため、医師らは手を尽くして残りの虫の駆除
にあたっている。
この虫は160年前に全滅したと思われていたが、実は生き残っていることが最近になって明らかにされている。
ソース(The Voice of Russia)
http://japanese.ruvr.ru/2013_07_18/118140551/ http://m.ruvr.ru/data/2013/07/18/1318890581/2439674914_c694bf9e60.jpg