昨年6月、公務中に交通事故に巻き込まれて両足を切断する深刻なハンデを負いながら、職場復帰に向けてリハビリに取り組む警察官がいる。
岡山県警警務課警部補の戸関賢二さん(54)。
数多くの交通事故捜査や取り締まりに携わった経験を持ち
「これからは被害者の立場で交通事故の悲惨さを伝えていきたい」と新たな目標を思い定めた。
戸関さんは事故当時、岡山西署交通2課に所属。
昨年6月9日、岡山市内の県道で、中央分離帯に設置された電光掲示板の発電機に給油中、対向車の右折を避けようとして急ハンドルを切った乗用車に同僚とともにはねられた。
両脚の損傷が激しく、命をつなぎとめるためには切断の選択しかなかった。
事故の翌日、昏睡状態から目覚めた戸関さんに、妻(53)は涙ぐみながら両脚の切断を告げた。
戸関さんは涙を流しながらも取り乱すことはなく、全身の激しい痛みで脚がなくなったという実感を持てなかった。
ベッドから体を起こし、初めて自分の下半身を目にした約1か月後、喪失を実感した。
戸関さんは「事故現場に何度も立ち会い、頭では被害者のつらさや無念さをわかっていた。
しかし、実際に自分が被害者となり、改めてその悲惨さを痛感した」と振り返る。
岡山西署には報道で事故を知った市民から、「大丈夫ですか」などと問い合わせが多数寄せられた。
家族や同僚、上司らも見舞いに訪れては、「頑張れ」「負けるな」と励ましの言葉をかけた。
自分を支えてくれる人たちへの感謝の気持ちを、職場に復帰することで伝えたいと決意した。
昨年9月、吉備中央町の吉備高原医療リハビリテーションセンターに入所。
当初はあおむけの状態から、自分の力で起き上がることもできなかった。
現在は手すりなどを使った歩行の訓練をし、先月中旬からはスタッフと手をつないで歩くことも始めた。
戸関さんのリハビリを担当する理学療法士の高橋雄平さん(25)は「明るくリハビリに取り組み、弱音を吐かない。回復も順調」と見守る。
戸関さんは「自分よりも重い症状の人々が懸命にリハビリに挑み、その姿を見ると自分も頑張らなければと奮い立つ」と話す。
昨年11月には、ある女性が見舞いに訪れた。
戸関さんは事故処理の際、当事者に名前を記した紙を渡していたといい、交通事故に遭った女性は戸関さんの誠実な対応に感謝の思いを伝えたという。
戸関さんは「大きな励ましになった。自分がやってきたことは間違いではなかったと感じた」と頬を緩ませる。
復帰には時間を要し、以前の様に現場に立つことも難しい。
しかし、戸関さんは「交通事故は被害者、加害者両方の人生を180度変えてしまうこともある。
その恐ろしさを身を持って知ったからこそ、事故を減らす手助けをしたい」と力を込める。
http://www.yomidr.yomiuri.co.jp/page.jsp?id=81406&from=osusume&google_editors_picks=true >>5 その通り…
【公務員は、とっても崇高で真面目な人達なんですって宣伝に利用されるだけ】だし、
本人もそれをわかっているよ〜
捜査報奨金や協力金、備品、消耗品予算からの裏金づくりや、交通安全協会、必要の無い
交通取り締まりで儲けたカネで、エンジョイ警察ライフ!
どっちかというと… バチが当たったんだよ!
過去の警察の不祥事や態度見ていても、同情は出来ないわ〜
>>6>>7 こいつらこそ警察のステマw 偽善系要注意!!