始球式といえば、日本でも可愛らしいアイドルや女優が登板し、ファウル球を放る様子をニコニコ見守る……という図式が確立されている。
しかし今、ある女性が栄誉あるMLBの始球式に呼んでもらえたにも関わらず、
一切の練習をせずマウンドに上がり、みっともないピッチングを披露したことで「史上最悪の始球式だ」と非難の声が寄せられている。
米国時間14日、タンパベイ・レイズ対ヒューストン・アストロズの試合前に行われた始球式に登場したのは
カナダ人アーティストのカーリー・レイ・ジェプセン(27)。レイズの背番号8のユニフォームに身を包み、
マウンドに立った彼女は、ピッチャーズプレートからかなり前進したところから投球した。
そのボールはなかなか右手を離れず、次の瞬間には地面に叩きつけられ、一塁線の方へコロコロと……。
実況のアナウンサーは文字通り絶句。その後すぐに「僕らは彼女のウォーミングアップを見ましたが、
投げる球は全部ストライクでしたよ」とジョークでフォローした。
この様子を収めたビデオは「ひどすぎる始球式」というタイトルでYouTubeで共有され、あっという間に視聴回数は100万回を超えた。
また、この様子を報じたニュースサイトのコメント欄には「彼女はバッターのところまで歩いて行くつもりだったのかい?」
「こりゃほんとに最悪だ」といったコメントが多数見受けられる。
TMZのレポーターが始球式の後にジェプセンを直撃し「投げる前に練習したの?」と質問すると、
彼女は「もちろんよ」と答えたが、これは明かにウソだとTMZは断定している。
ここで「全然しなかったの」と申し訳なさそうなそぶりでも見せればよかったのだが、
開き直ってしまったことで、しばらくバッシングが続くかもしれない。
http://zasshi.news.yahoo.co.jp/article?a=20130716-00010005-jisin-ent http://www.youtube.com/watch?v=AgwAywJlo1M