報道によると、仏プロバンスのラベンダー畑で11日、2組の中国人旅行客が写真の撮影位置をめぐって、殴り合いのけんかとなった。
片方は結婚式の写真撮影に来ており、もう一方はカップルだった。乱闘騒ぎでウエディングドレスは引き裂かれ、ラベンダー畑も
めちゃくちゃになった。中国旅遊新聞網が伝えた。
エジプトの神殿への落書きなど、昨今の中国人による旅行地での醜態は強い非難を受けている。相次ぐ旅行地でのマナー違反を
受けて、政府は「旅行法」を整備し、行動規範を示したが、ひどい行為は相変わらず発生し、中国人のイメージを傷つけている。
2011年4月に行われたスヌーカー中国大会で、イギリス人選手は「中国の観衆は礼を失している。このような状況は7年間変わって
いない」と嘆いた。フランスや日本、シンガポールなど、中国人が良く訪れる旅行地では、「中国人は用を足した後に水を流してください」
「タンを吐かないでください」といった中国語の注意書きが多く見られる。「中国人」はマナー知らずで品がない人を指す言葉になって
しまった。
民度を高め、礼儀をわきまえた風土を養ってこそ、国際的な地位を上げることができることを忘れてはならない。
ソース(新華社)
http://www.xinhua.jp/socioeconomy/photonews/353602/ 写真
http://www.xinhua.jp/resource/2013/07/149.jpg