■党首、政策で独自色競う 参院選公示後初の週末 ■
参院選の公示後初の週末を迎えた6日、与野党党首は全国に散って精力的に支持を訴えた。
安倍晋三首相の経済政策「アベノミクス」の是非や景気認識などを巡り舌戦を展開し、重要政策での独自色を競っている。
自民党総裁の首相は6日午前、奈良市で街頭演説に立ち、半年余りの政権運営を通じた景気回復への手応えを強調した。
「私たちの政策は間違っていない。この道しかない」と述べ、経済成長率の伸びや有効求人倍率など雇用の改善に言及。
大手企業で夏のボーナスの増額が相次いだ点にも触れ、演説の大半を経済政策に費やした。
公明党の山口那津男代表は福島県いわき市での街頭演説で「政治の安定が必要だ。再生可能エネルギーを発展させ雇用をつくるのがこれからの目標だ」と語った。
「株は上がった方がいいが、急激に乱高下したら受ける被害は大きい。それでは駄目だ」。民主の海江田万里代表は
京都府城陽市の街頭演説でアベノミクスを批判し、演説の約3割を費やした。年金や子育てなど社会保障の充実も訴えた。
自民、公明両党がめざす参院での与党過半数の阻止も訴え、「参院で圧倒的な与党ができれば白紙委任になってしまう。安倍さんは暴走しがちだ」と力説した。
日本維新の会の橋下徹共同代表(大阪市長)は利益団体などと距離を置いた改革や地方分権の推進を主張。
街頭演説では混合診療の全面解禁などに触れて「徹底した構造改革が必要だ」と訴え、安倍政権の成長戦略の不十分さなどを強調している。
6日は午後に愛知、静岡両県で遊説予定だ。
みんなの党は渡辺喜美代表が大胆な改革実行をアピールしている。6日午前に訪れた千葉県松戸市では
電力や農業の規制改革を通じた成長戦略に時間のほぼ半分を割き「しがらみのないみんなの党は思い切った改革ができる」と訴えた。
生活の党の小沢一郎代表、みどりの風の谷岡郁子代表は国民の暮らしを守る政策を重視し、環太平洋経済連携協定(TPP)交渉参加への反対を主張。
共産党の志位和夫委員長、社民党の福島瑞穂党首は、消費増税や憲法改正への反対姿勢などを明確にしている。
ソース:日経新聞 2013.7.6 11:02
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