【自民党】 安倍氏と橋下氏がつながっているとも思えてしまう 自民若手がお願い 総理はたかじん番組に出ないで

このエントリーをはてなブックマークに追加
1うっしぃφ ★
★自民若手がお願い 総理はたかじん番組に出ないで

「親の敵」との表現で参院選の必勝を誓う安倍晋三首相(58)が出演したトーク番組
「たかじんのそこまで言って委員会」(読売テレビ)が30日に放送され、自民党関係者の頭を悩ませている。
首相就任直後にも出演しており、改めて、やしきたかじん(63)との距離の近さを演出した。
自民若手は「たかじんに呼びつけられて出演しているみたいでイメージが悪い。出るのはやめてほしい」と訴えた。

「約束がちゃんとありましたから」と安倍首相は出演の理由を語る。
体調不良で休養中のたかじんは番組に「お会いできないことが残念です」とメッセージを送った。
安倍首相とたかじんが一緒に温泉に入る写真も紹介され、親しい間柄であることが想像できる。

 口も滑らかだった。出演者から「ちゃんと睡眠時間は取れているのか」と問われると、
ゲストの原口一博衆院議員(53)を見ながら、「原口さんに予算委員会で追及されて、
不愉快で眠れないこともありますよ」とジョークまで。厳しい追及はなく、
終始なごやかなムードのなか、安倍首相の出番は終わった。

 関西の自民党若手議員が言う。

「首相就任直後にもこの番組に安倍氏は出演しています。番組もたかじんも大阪で人気があることを考えれば、
メディア戦略の一環であることは分かります。しかし、『たかじんに呼びつけられて出演する安倍首相』というふうにも見えます。
まるで、たかじんの方が権力を持っているみたい。イメージは決していいとは言えず、出演はやめてほしかった」

 特に就任直後はどのテレビ局もできれば首相単独出演を望むもの。それなのにローカル番組を安倍首相は選んだのだ。
「もう一つ問題があって、それはたかじんが日本維新の会の橋下徹共同代表と親しいことです。
たかじんを介して安倍氏と橋下氏がつながっているとも思えてしまう。大阪では自民党と維新はガチンコ対決しているんですよ」
と前出の議員は訴える。

 自民党総裁就任前には大阪維新の会への合流説が持ち上がっていたこともあり、
余計に維新と安倍首相との近さを演出することになってしまうのだ。

 参院選大阪選挙区(改選数4)では自民党は1人の候補者を公認している。
維新の人気低下を目の当たりにして、「もう1人候補者を立てよう」という機運が盛り上がったが、うまくいっていない。
「慰安婦発言があったとはいえ、大阪での維新人気はまだあります。
共倒れのリスクを冒すより、確実に1議席を取りたいという声が大きい」(自民党関係者)

 このように地元大阪では対維新に四苦八苦している。たかじんとの約束もいいが、
仲間の気持ちにも配慮した方がいいかもしれない。