■中学生、LINEのトラブル続発 草津市教委、対策急ぐ■
急速に普及するスマートフォン(多機能携帯電話)の通話・通信アプリケーション(アプリ)利用での中学生のトラブルが相次いでいる。
暴言の書き込みや、メールの仲間から強制的に外すなどし、学校や教育委員会は、いじめにつながるとみて対策を急いでいる。
草津市教委によると、市内の中学校で4月から6月上旬までに10件のトラブルが報告された。うち9件が、利用者が急増している無料通話アプリ「LINE(ライン)」によるもの。
中学生がグループ内でのメールに利用する場合が多いが、仲間内での通信のつもりが誤って別グループにも漏れ、トラブルになったケースや、
「ライン外し」と呼ばれる通話のグループから強制的に退会させるケースなどが相次ぐ。特定の生徒への暴言もあり、悪口を流されたことで生徒が欠席するケースも出ている。
学校ではスマートフォンの持ち込みを原則として認めておらず、生徒が教師に相談するまで発覚しない。「10件は全体の一部では」と同市教委学校教育課の姫野健副参事は話す。
アプリの使い方と危険性を学んでもらおうと、同市の玉川中ではこのほど、兵庫県情報セキュリティーサポーターの篠原嘉一さん(52)を招き集会を開いた。
篠原さんは、IDやスマートフォン内の電話帳の情報を提供することで、個人情報が犯罪に利用される恐れもあると警告。
「アプリでの内緒話は、みんなが見ている黒板に書き込んでいるのと同じ。人を傷付けない、丁寧な言葉を使うようにしてほしい」とアドバイスした。
LINEを使用しているという1年の女子生徒(13)は「履歴が残り続けるとか知らなかった。使い方には気を付けたい」と話していた。
滋賀県警少年健全育成室にも学校からの情報が寄せられているという。同室は各市教委や学校に出向き、スマートフォンの通信アプリの機能や危険性について、教師や生徒を対象に研修を開いている。
ソース:京都新聞 2013.06.30 11:20
http://www.kyoto-np.co.jp/education/article/20130630000029 ※依頼がありました
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