小中学校のPTA役員や少年補導員らでつくる兵庫県・加古川市青少年育成連絡協議会の
総会が22日、同市立青少年女性センターで開かれた。
青少年の事案を担当する加古川署生活安全2課の北垣俊雄課長が講演で市内の少年非行の
現状を報告。「非行の芽を摘むため、子どもたちに積極的に声を掛けてほしい」と呼びかけた。
同協議会は、市内の12中学校区で、子どもをトラブルから守る「110番の家」の普及活動や、
昼夜間の見回り活動など地域ぐるみの取り組みを進めている。総会には約230人が出席した。
北垣課長は青少年の非行について、万引や自転車盗など「初期段階」の非行が多発していると報告。
さらにスマートフォンの無料通信アプリ「LINE」を通じ、別々の中学校の生徒間でトラブルに
発展するケースも目立っているとした。
その上で、「非行少年には善悪の判断ができない子が多い」とし、「声を掛けてくれる大人を子ども
は必ず覚えている。顔見知りの子に少しでも異変があれば、話を聞いてあげてほしい」と話した。
また、今年の管内の犯罪傾向についても解説。自転車盗などの窃盗事案が全体の約7割を占め、大半が無施錠による被害であることなどを説明した。
*依頼がありました
http://anago.2ch.net/test/read.cgi/wildplus/1370417568/224 神戸新聞 2013/6/23 05:30
http://www.kobe-np.co.jp/news/touban/alacarte/201306/0006098509.shtml