★ 高浜原発にMOX燃料到着 震災後初、プルサーマル用
原子力発電所の使用済み核燃料を再処理してつくるウラン・プルトニウム混合酸化物(MOX)燃料が27日、
関西電力の高浜原発(福井県)に到着した。東日本大震災後、MOX燃料が日本に届くのは初めて。
関電は7月にMOX燃料の使用を前提として高浜3、4号機の再稼働を申請する方針。
核燃料サイクルの柱であるプルサーマル発電の計画が再び動き出す。
関電はフランスの加工工場にMOX燃料の製造を委託しており、
仏シェルブール港を4月中旬に出発した輸送船が27日午前に高浜原発に到着した。
震災前に発注していた契約分で、同社は仏側からの引き取り要請により受け入れを決めた。
日経新聞
http://www.nikkei.com/article/DGXDASFB27009_X20C13A6MM0000/ ★核燃サイクル 矛盾抱え MOX発注20体 全て搬入
関西電力は27日、フランスから海上輸送された高浜原発3号機(福井県高浜町)のプルサーマル発電用の
プルトニウム・ウラン混合酸化物(MOX)燃料は、仏アレバ社に製造を発注した二十体全てと発表した。
同日夕までに輸送船から施設内に運び終えた。東京電力福島第一原発事故後、日本へのMOX燃料輸送は初めて。
関電によると、MOX燃料を積んだ輸送船「パシフィック・イーグレット」は27日午前七時すぎ、
高浜原発の専用岸壁に接岸。燃料の入った輸送容器3基は大型クレーンでトレーラーに積まれ、
県などによる放射線検査後、原発施設内に搬入された。
今後、輸送容器から取り出して、ピットと呼ばれる水を張った施設に移し、原子力規制庁による輸入燃料体検査を受ける予定。
関電は27日午後の記者会見であらためて、MOX燃料の使用時期は未定とする一方、
「地元の理解を得ながらプルサーマルを進めたい」と述べた。
◆もんじゅ停止で「つなぎ役」一転
原発で使い終わった燃料からプルトニウムを取り出し再び燃料として使用する核燃料サイクルで、
プルサーマルは本命とされた高速増殖炉が実用化するまでの「つなぎ役」と考えられていた。
1995年の原型炉もんじゅの事故をきっかけに一転、「主役」に仕立て上げられたが、
計画は大幅に遅れ、今も先行きは不透明だ。
99年の高浜原発用MOX燃料の検査データ捏造、2002年の東京電力の原発トラブル隠し、
04年の関電美浜原発死傷事故などの影響で当初の予定から遅れたが、
09年に九州電力玄海原発3号機で初の本格的なプルサーマルが始まった。
経済産業省が地元同意を促すため交付金制度を整備したことも追い風となり、
四国電力伊方原発3号機や東京電力福島第一原発3号機などでも実施したものの、
11年の福島第一原発事故で計画がストップした。
MOX燃料は通常のウラン燃料と比べて制御棒の効果が若干落ちるほか、
燃料が溶ける温度がやや低いという安全上の問題も指摘されている。
国や電力業界はプルサーマルの意義を「ウランの有効活用」と強調する。
だが高速増殖炉ではウランの利用効率が百倍以上になるとされるのに対し、
プルサーマルでは1〜2割節約できるだけだ。
東京新聞
http://www.tokyo-np.co.jp/article/national/news/CK2013062802000132.html >>4 お金に関しては、あのがめつい電力会社がそんな浪費するとおもうかい?
とにかくもうかるんだよ、原子力は。あんな事故があってもね。
一時的に20兆かかるより、毎年3兆取られるほうが結局いたいのよ。
地球の環境にとっては痛くもかゆくもないよ。
常に太陽・宇宙から莫大な放射線が降り注いでるから。
人間にとっては移住するので痛いけど。