金沢、南砺、岐阜県高山、白川の4市村でつくる北陸飛騨3つ星街道誘客推進協議会の設立以降、初めての広域観光プランが9月に誕生する。
北陸新幹線金沢開業を見据え、JR東日本グループが東京を起点とした中高年向け周遊ツアーの募集を始めた。
これを機に、市と市観光協会は、さらに多くの商品開発を旅行会社に働き掛ける方針である。
ツアーはJR東日本が50歳以上の旅行会員を募る「大人の休日倶楽部(くらぶ)」の
旅行カタログ7月号に掲載され、関東エリアの会員らに計80万部が配布される。
9月の金沢ジャズストリート(北國新聞社共催)と、世界遺産・白川郷、飛騨高山の散策を組み合わせた。
東京駅を出発し、上越新幹線やJR北陸線で金沢入り。金沢ジャズストリートのコンサ ートを満喫し、市内ホテルに宿泊する。
翌日はバスや相乗りタクシーで白川郷、高山をめぐり、長野県松本市からJR中央線で新宿駅に帰る行程となる。
金沢ジャズストリートに加え、金沢の食文化と世界遺産・五箇山を組み合わせた旅行商品も開発。
県内の料理人らでつくる「石川四季の会」の創作ディナーとジャズ演奏を楽し む企画に参加する。
北陸飛騨3つ星街道誘客推進協議会は、フランスの旅行ガイド「ミシュラン・グリーン ガイド・ジャポン」に
3つ星で紹介された観光資源を持つ地域で今春結成した。
国土交通 省関係団体による「世界遺産と3つ星を育む日本『結』街道事業」に採択され、
北陸新 幹線金沢開業に向け、官民挙げた広域観光連携を推進する。
ソース:北國新聞 6月23日 2:20
http://www.hokkoku.co.jp/subpage/HT20130623401.htm