【話題】 大前研一氏 「大手家電メーカーは、どこもかしこも経営陣の“内ゲバ”が起きている」
1 :
影の軍団(第弐拾八期首席卒業生)ρ ★:
過去数年の悲惨な状況に比べれば、今年は少し上向きのムードが漂う。日本の大手家電メーカー。
ところが、シャープが経営再建のための提携戦略をなかなかまとめられないように、経営の様子はどこもドタバタ続きだ。
日本のメーカーのこの混乱状況について、大前研一氏が解説する。
2013年3月期決算は、円安や株高で業績が上向いた企業が続出した。表向きは上昇ムードだが、
実はその陰で多くの日本企業が経営者の人事に問題を抱えている。
たとえば、大手家電メーカーは、どこもかしこも経営陣の“内ゲバ”が起きている。
シャープは経営再建に向けた提携戦略で、まず町田勝彦相談役(当時会長)が世界最大のEMS
(電子製品受託生産サービス)である台湾の鴻海精密工業との資本・業務提携をまとめた。
それが暗礁に乗り上げると、次は片山幹雄会長が米半導体大手のクアルコム、韓国のサムスン電子と交渉した。
奥田隆司社長は町田相談役と片山会長の動きを見守るだけで、シャープの経営は迷走を続けた。
結局、片山会長が退任して奥田社長も会長に退き、高橋興三副社長が社長に昇格して経営体制を一新することになった。
パナソニックも、津賀一宏社長が中村邦夫元社長(現相談役)や大坪文雄前社長(現会長)らが敷いた路線との決別を宣言。
創業者の松下幸之助氏が導入して中村元社長が解体した「事業部制」を12年ぶりに復活させ、組織体制も大幅に刷新した。
さらには東芝も、富士通も、NECも、同じように経営陣が内輪もめして経営が混迷を深めている。
なぜか? それは、かつての学生運動が国家権力によって次第に制圧され、
全学連が末期に分裂して党派間の内ゲバに走ったように、外の敵が強すぎると内部抗争が激しくなるからだ。
日本の家電メーカーも、アメリカのアップルや前出のサムスン電子、鴻海精密工業といった海外勢があまりに強くなりすぎたため、
外部と戦う気力が失せ、内ゲバに走るようになってしまったのである。
この内輪もめ現象を私は“日本企業のアラブの春”と呼んでいる。
「アラブの春」は2010年から2012年にかけて北アフリカ・中東諸国で起きた一連の民主化運動で、
チュニジア、エジプト、リビアなどで独裁政権や長期政権を崩壊させたが、その後は国家を動かしていく人材も仕掛けもなくなって
各国で内戦や内乱が泥沼化し、どこもガバナンス(統治)を失ったまま混乱の極みとなっている。
結局、強力なリーダーシップと統治力を有していたリーダーがいなくなると、権力の空白が生まれ、
下から昇進してきた人材では組織のマネジメントができなくなってしまうのである。
今、多くの日本企業の場合、経営陣がドングリの背比べで社長以外の役員も社内で力を持っているため、
とりあえず選んだ社長にはリーダーシップも統治力もない。だから、“アラブの春”の後のような混迷期に陥る企業が続出しているのだ。
http://www.news-postseven.com/archives/20130621_194778.html
ですよねー
3 :
名前をあたえないでください:2013/06/21(金) 08:38:01.73 ID:BokhgK/o
どこでもボンクラ世代が経営陣だからな
奴らが死ぬまであかんぞ
4 :
名前をあたえないでください:2013/06/21(金) 08:51:18.86 ID:V+BeBQ+P
ゲバゲバ団塊世代からの脱却にもがいてるのね。あいつらが支配しいてるうち
は再生無理。事件は社長室じゃなく会長室でおきている。
>>1 「内ゲバ」「アラブの春」 全然違う原因で起きた事象を無理やりこじつけるな
6 :
名前をあたえないでください:2013/06/21(金) 09:15:46.73 ID:wOpbN9fN
大手企業は虐めが発生して自滅してる
家電業界は、主力製品が不調、もしくは勢いが無くなった。
昔は、勢いのある事業部の出身者が力を振るったが今はそれが無い。
垂直統合系のビジネスモデルが通じなくなってるし、
部品では専業メーカの方が強い。
こいつのこんな屁理屈で納得しちゃう世代こそ危険w
9 :
名前をあたえないでください:2013/06/21(金) 10:11:53.22 ID:QcEHmTuC
井原意高クン、
10 :
名前をあたえないでください:2013/06/21(金) 11:26:49.93 ID:4TL0Knz0
やはり百戦錬磨の勝ち抜いた創業者が経営しないとダメなんだよ。
サラリーマンは所詮サラリーマン。
器が小さい。
株主のいない日本経営(共産主義経営)が成立するかの実験は見事に
ソ連や北朝鮮と同じ結果になりました。
膨張政策が躓けはこうなるのは分かっていたこと。
12 :
名前をあたえないでください:2013/06/21(金) 12:39:29.70 ID:xFrhTdyN
団塊世代の支配が終わるまでは駄目だ
その後
バブル世代の支配が終わるまで、もっと駄目だ
その後
ゆとり世代の支配が終わるまで、もつと、もっと駄目だ
13 :
名前をあたえないでください:2013/06/21(金) 12:52:31.00 ID:oD37EfdN
197:名無しさん@明日があるさ :sage:2011/12/08(木) 01:25:27.80
人事部の仕事
第一に社員の素行調査
ロイヤリティのない社員は出世コースから外す
不正の防止やその他諸々
給与計算なんかは外部委託
研修、採用等もあるが要注意人物のチェックと監視、後追いとかは大手ならどこもやっているのではないかな
少なくともうちはそうだ
だから畑違いから人事部に異動させる場合は相応の調査を行い、限られた人間しか異動させない
旧内務省のような感じだよ
他部署の奴は管理職といえども勿論業務内容は知らない
パナソニックは、松下幸之助を忘れすぎだと思う。
真似した電機唯一の存在理由なのに。
シャープも創業者は偉かったらしいし。
15 :
名前をあたえないでください:2013/06/22(土) 03:11:34.87 ID:N3gkW+PF
会社自体が年寄りになった
かつての鉱業製錬会社や化学会社と同じだ
じみーになっていくんだよ
16 :
名前をあたえないでください:2013/06/22(土) 17:59:55.73 ID:1y3NW60C
大前が言うといかにも、欧米の経営が良いかのような言い分。
よくもまー、ぬけぬけと、言うよなー!
はっきり言ってやろうか。大前が社長になったら、どの日本企業も
絶対に!確実に!倒産します。
わらっちゃうよ。
17 :
名前をあたえないでください:2013/06/22(土) 18:43:50.76 ID:1y3NW60C
日本企業の問題は、だた一つ。
コンサルティング会社に「騙された」だけのこと。
現実の会社の問題は、企業人自身が解決するしかないのに
さもコンサルティング会社のいう「○○戦略」「○○経営」という
詐欺話にのかかって、企業をズタズタにした。
これが本当の話。
日本の大企業と言われるところの、経営陣の酷さは目に余る。
社内で登りつめるには、冒険をして失敗するよりも、ごますりと保身が一番。
現トップに逆らわずにイェスマンに徹する事が最低条件。
自分より優れたライバルを蹴落として、たった一つの椅子を獲得する事が、最優先の仕事。
運良くトップの座を得たら、双六の上がり。
親戚、友人、家内や娘に良い顔が出来る。
このために生きてきた、間違ってはいなかった。
事業への情熱はもともと薄い、ましてや対外的な事業の生き残り競争など考えてもいなかった。
さらに、世界を見ろって言われても、社内の人事しか得意分野はない。
引退の時期までは、足下をすくわれる事の無いように、細心の注意を払うことが最大の関心事。
事業が八方ふさがりでも、弱みは見せられない。
誰かが何とかすればいい。
だが俺の後継者は勿論、イェスマンの「護摩 すりお」に決めている。
彼では、ダメだろうが・・・・・知ったこっちゃない。