【新潟】 県職員給与削減、見送り正式表明　泉田知事「何のために削減するか、理屈が立たない」　国との給与水準差は108.6

★県職員給与削減、見送り正式表明　泉田知事

　泉田裕彦知事は13日の臨時会見で、国が求めている
地方公務員給与の７月からの削減は見送ると正式表明した。

引き下げに必要な関連条例改正案を、19日開会の県議会６月定例会に提出しない。
泉田知事は「県の職員給与を削減しても、被災地（の復興費）に行くわけではない。
何のために削減するか、理屈が立たない」と述べた。

　一方で泉田知事は「もう少し検討がいる。要素はさまざまある」とも強調。
今後の給与引き下げの実施に含みを持たせた。

　国は２０１２年度から２年間、国家公務員給与を平均７・８％引き下げており、
国との給与水準差を示すラスパイレス指数が１００を超える自治体に削減を要請している。
県の指数は12年４月現在で１０８・６。

新潟日報　http://www.niigata-nippo.co.jp/news/politics/20130613048631.html