★下級生に熱湯責め…山梨学院大付サッカー部で集団暴行
2009年度の全国高校サッカー選手権大会で優勝した強豪、
山梨学院大付属高校(甲府市)サッカー部内で部員同士の暴力事件があり、
2年生の男子部員1人が全治10日のケガを負っていたことが8日、同校への取材で分かった。
同校によると、4月21日夜、甲府市内のサッカー部寮内の風呂場で、
3年生の男子部員7人が2年生を殴ったほか、シャワーで約50度の湯をかけるなどした。
2年生は左肩に打撲などのケガを負った。7人は4月27日から自宅謹慎中。
同校の聞き取りに対し「ふざけているつもりだった」と話している。
2年生は22日に病院で診察を受けた後、相談を受けた保護者が学校側に連絡した。
同校広報によると「普段から暴行の対象にされていたということはなく、たまたま居合わせた結果」だという。
2年生は「今すぐ寮に戻ることには不安がある」と監督らに訴え、自宅で待機している。
暴行した7人の中には一部、主力選手もいたという。
現在サッカー部は山梨県高校総体に臨んでいるが、
「7人はいずれもメンバー外で、県高体連から辞退の必要はないとの見解をいただいた」と同校広報は説明。
部は8日、山梨県中巨摩郡で行われた甲府東高との準決勝に予定通り出場。1―0で勝利した。
同校サッカー部は部員110人を抱え、うち78人が寮で暮らしている。
同校広報は「もともとサッカー部は、シャワーのときにふざけ合うことが
ストレスのはけ口になっていた部分があると聞いている」と説明。
「休養日や食事時間もしっかり確保しており、必ずしもサッカー漬けの暮らしというわけではなかったはずだが、
もうちょっとガス抜きの要素が部内にあれば起こらなかったかもしれない」と話した。
同校の望月教邦副校長は「あってはならないこと。監督や顧問に指導を徹底させたい」と釈明した。
▽学校法人山梨学院 山梨学院大のほか、付属の幼稚園と小、中、高校を運営。
付属高はサッカー部のほか野球部も強豪で春1回、夏5回甲子園に出場。
巨人・松本哲也外野手らプロ野球選手も輩出している。
山梨学院大は外国人留学生を擁し、箱根駅伝で3度総合優勝を果たしている。
ロンドン五輪女子競泳で銀メダル1個、銅2個を獲得した鈴木聡美が今年3月まで在籍した。
スポニチ
http://www.sponichi.co.jp/soccer/news/2013/05/09/kiji/K20130509005765390.html ▽関連スレ
【社会】 風呂場で下級生に熱湯責め…山梨学院大付高サッカー部、3年部員が2年生を3日連続暴行
http://anago.2ch.net/test/read.cgi/wildplus/1370736395/ サッカー部の吉永一明監督は取材に対し、「ふざけていたのがエスカレートしたようだ」と説明。
「決していい行為だとは思っていない」とした。
http://www.yomiuri.co.jp/kyoiku/news/20130508-OYT8T00342.htm 同校はこれまで、「暴行があったのは1日だけと聞いている」と説明していた。
同部は、暴行に関与した部員7人をメンバーから外し、8日開幕する全国高校総体の山梨県予選に出場する予定。
2年生の男子部員は4月21日、部の寮で、先輩の7人から熱湯をかけられるなどの暴行を受け、病院で全治10日と診断されたことが判明していた。
しかし、複数の関係者によると、部員は同19日にも、寮で3人から殴る蹴るの暴行を受け、
20日には、2人から風呂場で熱湯をかけられ、長さ約70センチのパイプで太ももを殴られていた。
5月25日に開かれた部の保護者会で、学校側が3日間に及ぶ暴行を説明したという。
http://www.yomiuri.co.jp/national/news/20130608-OYT1T00260.htm 複数の部関係者によると、5月25日に同校で開かれた部の保護者会に、望月教邦副校長や吉永一明監督らが出席。
15人ほどの保護者を前に、学校側が一連の暴行について説明した。
男子部員は4月21日の暴行で、3年生7人から50度以上の熱湯をかけられたり、
浴槽に顔を沈められたりし、病院で全治10日と診断されたことが分かっていた。
だが、保護者会では▽同19日に寮内の和室に呼ばれ、7人のうちの3人から殴る蹴るの暴行を受けた
▽同20日に7人のうち2人から風呂場で熱湯をかけられ、長さ約70センチの鉄製パイプで太ももを殴られた
――という新たな暴行が明かされた。
7人は4月27日から自宅待機していたが、吉永監督は今月1日に開かれた保護者会で、
「反省しているようなら部に戻したい」と説明したという。
同校は自宅待機を停学処分に切り替え、6日に7人と保護者らを交えた会議を校内で開き、
登校と寮生活を許可。7日から学校に復帰させたという。
ただ、7人は当面の間、部の全体練習には参加させず、
8日に開幕する全国高校総体県予選にもメンバーから外して出場する方針。同校の初戦は15日。
保護者会に出席した一人は「3日間もの暴行を見逃していたことになる。
うやむやなままでは、再び寮内で問題が起きるのではないか。出場を辞退して一度うみを出し切るべきだ」と訴えた。
http://www.yomiuri.co.jp/e-japan/yamanashi/news/20130607-OYT8T01290.htm