【話題】「学校名が生きるのに邪魔だった」社会に出てつくづく感じた受験秀才の「限界」・・開成、灘、筑駒　卒業３０年後の「神童」たち

天才と呼ばれた子どもたちは、大人になって幸せになったのだろうか

「小学校時代は神童と呼ばれました」。3校の卒業生は必ずそう言う。少しズレた感覚で青春を送った彼らも、
大人になり、50歳を前にして思う。俺はいつから「特別な人間」じゃなくなったのか—。

「自分は特別なんだ、ずっとそう思って生きてきました。でも自分の会社人生の先が見えてきて、気づいたことがあります。
ひょっとしたら、灘高卒という学歴は俺にとって邪魔だったのかもしれない、って」

そう語るのは、メーカー勤務のAさんだ。小学校時代はもちろん「神童」で、東大法学部から大手メーカーに就職。
自分では同期の誰よりも優秀だと思ってきたが、50歳を前にして、役員になれないことがハッキリとわかった。

「中学生の時代から、親であれ親戚であれ、同級生であれ、『周囲に尊重されている』という安心感に包まれて生きてきた。
しかし、会社組織はもちろん、自分が築いた家庭においても、無条件に尊重されることはありえないんですね。
家では妻に役立たずと言われ子どもに無視され、会社も私を役員には選ばなかった。

灘高卒でなければ、もっと謙虚に生きられたかもしれない。そう思うことはあります。
それでもなお、私にとって『灘高を出た』という事実は大切です。理屈ではなく、心と身体に染みついた、大切なアイデンティティなんです」

開成高校、灘高校、筑波大附属駒場高校は、名実ともに日本でトップ3の進学校である。
東大合格者はこの3校だけで毎年350人以上、多い年は400人に迫る。実に東大新入生(約3000人)の8分の1以上をわずか3校で占めていることになる。

だがもちろん、かつての神童たちが全員、大人になっても「特別」でいつづけられるわけはない。
冒頭のAさんも、そのことに気づいた一人だった。

3校の中でも「自由な校風」で知られる灘は、卒業生が個性的な活躍をしていると思われがちだ。でも実際にそうなのか。

「灘には優秀な人間が多くいたことは認めますし、私も同級生たちから大きな刺激を受けました。
ですが『本当に才能溢れる人間』は、灘のような学校に入って来ないんじゃないかと、社会に出てから思うようになりました」

そう語るのは、朝日新聞記者で「耕論」などのオピニオン記事を担当することが多い太田啓之氏だ。
太田氏も灘高を卒業して今年でちょうど30年になる。

「小学校6年生時点で、ものすごく勉強ができる子どもたちが集められたわけですが、では50歳を目前にした今、
社会の中で人が驚くような仕事をしている人間がたくさんいるかというと、そうではない。別に意外でもなんでもなく、『そんなもんやろ』と思います。

私はインタビュアーとしていろいろな人に会いますが、たとえば『新世紀エヴァンゲリオン』をつくった庵野秀明さんのように、
本当に才能のある人は型にはまらない。では庵野さんが灘に入れるかというと、無理なわけです。
中島らもさん(灘高OB)にしても、才能が溢れる人はやっぱり灘には馴染めない。

灘にせよ開成にせよ、ああいう学校は『周囲に合わせて自分の欲求を修正できる人間』を入試で選別している。
いい学校に入ってほしいという親の欲求に敏感な子どもだから入れるわけで、『神童』ではなく『秀才』なんだと思います。
マグマのような内発的な衝動を持っている人間が入れる学校ではないんですね」
http://gendai.ismedia.jp/articles/-/35789

「自分は特別」と思い続ける人がいる一方で、受験秀才だからこそ、高いレベルでの「安定」を求めるタイプも多い。

開成卒の40代霞が関キャリア官僚は、開成↑東大を経て中央官僚になる人間の「限界」を痛感しているという。

「一言で言えば『小粒』ですよね。自分の目に見える範囲の仕事しかしない。最後の最後で『それは政治家の領域でしょ』と逃げる。
それでいて、内心では政治家より自分のほうが頭がいいと思っている。

霞が関ってペーパーテストエリートにとっては居心地のいい職場なんです。すべての仕事が紙ベースで進み、アドリブがいらない。
世の中の動きに鈍感であっても許される。目の前の課題書類を決められた時間内で仕上げるのは、まさに受験エリートの得意とするところです。

特に開成の場合、上には逆らわない文化もあるから、政治家と所属省庁の調整をするのがレゾンデートル(存在理由)になっている
開成卒の官僚は本当に多い。それでいて面従腹背、本心ではバカにしている。

私自身は、どうせ歯車になるなら商社で歯車になれば良かったと思うのが嫌だから、反抗的にやってますけどね。
なんせ就職活動では5大商社全部から内定もらいましたから」

開成中学に成績トップで合格し、入学式で答辞を読んだマネックス証券社長の松本大氏は、
開成出身者の可能性を信じる一人だが、母校を愛しているからこそ、出身者の「安定志向」に危機感を表明する。

「私はマネックスを起こしたときも、監査役2名を開成OBにお願いしたくらい、人一倍母校愛が強いんです。なんせ毛が生える前からの仲ですからね(笑)。
でも、開成でも良くない部分はある。その一番は、東大に行って、大企業に入る、あるいは筆記試験を受けて
中央官僚、医師、弁護士になる、という人間が多すぎる、という進路の偏りです。もっと人材の多様性を持たなくてはならないし、もっとリスクを取らなければいけない。

開成はちょうど私が卒業した代('82年卒)から、32年連続で東大合格者日本一になっている。
その間、中学受験者数も増え、競争も激化して、少しずつ開成に集まる子どもの志向も変わっている。ガリ勉的というか、画一的になってきている気がします」

画一的という意味では、3校のなかでおそらく最もその傾向が強いのが筑波大附属駒場高校だろう。

3校で唯一「国立」というだけあって、圧倒的に官僚が多い。自身、筑駒から東大法学部に進み、大蔵省に入省した後、
政治家に転身した前衆議院議員・田村謙治氏(45歳)は言う。

「特別なエリート教育がなされるわけではないんですが、東大法学部に行って、官僚になる、という人間は割合として多かったと思います。

大蔵省(当時)には筑駒の同級生だけで7人もいましたから。たしか大蔵省の出身高校では、筑駒が最大派閥のはずです。
いまも続いているのかわかりませんが、私がいた頃は大蔵省の筑駒OB会みたいなものもあったくらいです。

一学年160人のうち、98人が東大に合格し、そのうち約30名が法学部でした。私も筑駒在学中から官僚を志望していました。
ただ同期で政治家になったのは私一人です。

背景にあるのは、立地でしょうね。筑駒は東大の駒場キャンパスから徒歩数分のところなんですが、近くに国家公務員宿舎がいくつもあるんです。
だから官僚や医師の子弟が多かったし、外務官僚の息子で中1の段階で『俺は大蔵省に入る』と宣言している友人もいました」

おおまかに言って、筑駒は官僚が多く、灘は医師、開成は大企業の社員が多い。そして3校の共通点として、意外なほど政治家が少ないことに気づく。

三重県知事の鈴木英敬氏(38歳)は、政治家として灘高↑東大の学歴を邪魔に思うことがあるという。
「『一定の努力を積み重ねてきた証拠』と評価されることもある一方で、『ああ、そういう階層の人間か』と見られることもある。
政治家は『身近な存在』であることが重視されるから、そういう意味ではマイナス面もありますね」

入試で問われる優秀さというのは「早くて正確」であること。

創造性とか幸せとか、全く関係ないでしょ。

出世するには、また別の能力が必要

世の中には色んな能力をもった人が必要なんだよ
受験勉強得意系の人達も本当に必要だよ

最初の例だって、役員に手が届かないだけで、充分出世してるんじゃないの？

学校のせいにするなよ
選んだのは自分だろうが できるやつはどんな環境でも力を発揮するもんだ

おれの同級生も賢くて進学した人ほど詰まらん人生を送ってる。
５０にもなると自分もここまでかと見えてしまうしね

>>7
そんな年になって平日のこんな時間に2ちゃんやってたらお前自身もダメな人生送ってるなw

答えのある問題を解くのは得意。
創造性を必要としているわけではない。

それでも無職や生保の屑より十分マシじゃん

こいつらほんとにバカじゃないのか？
勉強ができるからって絵がうまいわけないだろ、自分に合った場所に行け
勉強が出来るなら役人になれよ、間違いなく敵性がある

10代で行われるペーパーテストのみで、その後の人生を決定づけるような能力判定は難しい

いい仕事もあって家族もいるんだから大成功だろ
死ねぼけ

建築関係の仕事してるが、高学歴で仕事のできる人はみたことないな

自称日本のジョブスが一言↓

悔しいのうwwwww

特別な事を１０年やった後に凡庸な事を３０年やった訳ねｗ

学業と仕事は別だからな
社会に出て同じラインならそれが有利に働くが
時間が経つに連れてそれらの優位性はなくなるからな

勉強ができたらエヴァが創れるとでも言いたいのか
庵野を持ちだす意味がわからん
そんなんだから役員になれなかったんだ

秀才は東大へ天才は京大へだね。

会社の評価なんて可愛げがあるかどうかだから
仕事ができるとか頭がいいとかそういうのは関係ないだろ

>>14
あんたんとこに格安で仕事をシェアしてやってんだよ

長時間机に座って
決められた時間内で
教えられたことを紙に再現する能力しか開発してないのに

自分がさも選ばれた人間であるかのよう
なエリート意識をもつこと自体が、世間や世の中をナメているｗ

地アタマの悪い証拠ｗｗ

子供の頃から凄い凄い言われて
日本を動かす人間になるって思ってたら歯車だったって感じか

学力しかとりえが無いのに邪魔とか限界とかｗｗｗｗ
自分を否定して何がしたいんだ？

おはようございます。
ありがとうございました。
どうもすみませんでした。

この３つがきっちり言えて、素直で知らないことは
知らないと正直に言えて、常に勉強して吸収していく
意欲があれば、そんなに大きく踏み外すことないけどね。

『本当に才能溢れる人間』は、灘のような学校に入って来ないんじゃないかと、社会に出てから思うようになりました

それは就職した先に問題があって感化されたに過ぎない話

捏造歴史を鵜呑みにする人間なんてカス。冤罪を着せられて反発出来ない腰抜けがリーダーには無理だろ。河野洋平や菅直人を処刑できる人でしか日本を救えない。

おまえらの書き込みをみてると悲しくなる

こいつらは
あ、人生もっとうまくやれたわー
官僚で今のポジションじゃイマイチだわー
やっぱり大企業で役員じゃないとオワコンだわー
エヴァくらい作れないと天才じゃないよね、天才がよかったわー俺はただの秀才だわー

なにも人生うまく言ってないわけじゃないだろ
少なくともおまえらよりは

灘・開成→東大→東電　最悪のパターン

上司が帝京大卒のところへ東大卒が入っても出世はしない。

1部上場の大企業を維持してるだけで優秀なんだが
そこは評価されにくい

＞勉強ができるからって絵がうまいわけない


まったくその通りなんだけど
「一級のアスリートさまは、何をやっても一級であらせられる」
というデマを世間に浸透させることに成功したナンバーなんてものがある。

実際には無能ばかりのアスリート、
その証拠に商売すればほとんど潰れてらＷＷＷＷＷＷ

学校名が邪魔していると言うことはわかる
友人でこの学校に通っている人いたけど、
スポーツ万能で大会やプロ狙えるレベルなのに東大行って官僚だもん

落ちこぼれることを過度に嫌うから、同級生と違う道には進めないんだよ
若者って失うものが何もないからバカなチャレンジができるのに
学生の頃からもうすでにそうじゃないんだよな

家では妻に役立たずと言われ

ベッドの上で言われたら、自殺を考えてしまうかもな。

こんな事言ってみたいよ俺も

明日の身も分からない自営でも、幸せだったら勝ち

でも、安定した仕事があって家族があれば十分じゃね？
足を知るって大事だよね

>>23
公務員がこれと同じ考え方。

高い倍率から選ばれたから民間に行ってもきっと大企業並みに稼げるから
高い給与は当たり前。

>>32
そうなんだよなぁ。成長させるなら勢いだけでいい。
安定持続には、ものすごいエネルギーがいる。

民主党見てて分かったはず。
なあなあや、現状維持には労苦がいると。
>>1の人達も、先行きを悲観してるのではなく昔の思い出に浸ってる印象だな。
現場が優秀で困ることはない。
意外と堅実に仕事をしてるイメージだった。

当たり前だ
ペーパーテストしかできないバカなのだから

しかも、そのペーパーテストを作っている側も
本当に有能かどうか怪しい

定められた「レール」の上を走ら”される”ためだけに、”作られた”人間だからこそ、
本当にその「レール」が自分や社会にとって正しいのかどうか、判断できなくなってしまうんだよ
感覚がマヒしてんの

でも受験勉強をしてない人間が、答えのない問題を解く修練をしているわけでも
ないし、問題を自分で発見する訓練をしているわけでもないし、創造性を養って
いるわけでもない。はっきり言えばテレビ、マンガ、その他で怠けているだけだよ。
だからどうだと言うわけではないが。

更に言えば、決められたレールどころか自分が何に向かって走ってるか意識したこともない連中が殆ど
気づいたら選択肢がいつの間にか狭まってて、一番マシそうな道を選ぶしかない
そして中受した奴を妬んだり大成しないと毒吐いてる
そんな感じでいいんじゃねーの

こうした人々は会社より個人事業者にでもなってた方が才能を良くも悪くも生かせるもんだ

駒場は知らないな。ラサールじゃないのか。

受験で勝つためには、考えてはダメ
ただひたすらに、覚えることに邁進するのみ

ニートのお前ら（笑）

「では、出身校を紹介して下さい」
「早稲田です」
「明治です」
「神戸です」
「一応、東大です」

東大生や東大出身者が、「一応」と前置きする率は非常に高い。
謙っているつもりですかね。

東大出を雇っても、実際に使えるかは未知数
コミュ障で頭だけいいと職場環境に馴染めず脱落者も多い
だから謙遜ってより牽制だろ

東大の技術部だかをトップで卒業してから入った会社が潰れて、仕事他になかったからと、底辺民の町工場で力作業していた人が昔のバイト先にいた。