超党派の議員連盟である「みんなで靖国神社に参拝する国会議員の会」は23日、国会議員168人が
靖国春季例大祭に合わせて靖国神社を参拝した。複数の韓国メディアが相次いで報じた。
韓国メディアは、「日本の国会議員168人の靖国集団参拝、外交関係の冷却懸念」、
「日本の内部も閣僚靖国参拝に批判論、日本紙が”国益損なう無神経な行動”」、
「乱暴日本…与野党議員168人が靖国集団参拝」などの見出しで伝えた。
参加人数は毎年30-80人程度だったが、昨年の総選挙で自民党や日本維新の会などの当選者が増え、
大幅に増加したと紹介した。
韓国のユン・ビョンセ外交部長官は、20日から21日にかけて、麻生太郎副総理ら閣僚3人が靖国神社
を参拝したことを受けて、警告と抗議の意味で、予定されていた日本訪問を22日、
急きょキャンセルしたと説明。
ユン長官は当初、日本では岸田文雄外相に会い、北朝鮮の核や朝鮮半島問題などについて意見を
交換する予定だったが、日本の閣僚が靖国神社を参拝したことが、両国間の核協力案議論に水を差
したと指摘した。
また、今回の靖国神社参拝で日韓関係が急速に冷え込んだ中で、日本国内でも批判や懸念の声が
上がっているとして、朝日新聞や毎日新聞の社説、野党代表の声などを紹介した。
毎日新聞は、社説で「国益損なう無神経な行動」だと批判したと伝えた。
野党第一党である民主党の海江田万里代表は22日、韓国のユン外相が日本訪問を先送りすること
にしたことに関連し、靖国参拝が「既に外交に影響を及ぼした。政権中枢にいる人は、大局的な立
場で行動してほしい」と発言。
また生活の党の広野允士副代表や共産党の志位和夫委員長も政府を非難したと伝えられた。
(編集担当:李信恵・山口幸治)
ソース:サーチナ
http://n.m.livedoor.com/f/c/7617725