【経済】日本のカーシェア市場はまだまだ伸びる…公共交通の発達や国土の狭さ、スイスと共通点が多い日本の市場、「先進国」スイスに学べ
ソース(日経ビジネスオンライン、「スマートシティ リアルビジネスの胎動」)
http://business.nikkeibp.co.jp/article/report/20130405/246266/ 国内のカーシェアリングサービスの会員数は、2013年中に30万人、車両台数は1万台に達する可能性が高い。2013年1月に
交通エコロジー・モビリティ財団が公表したカーシェアリングに関する最新の集計データからはこんな予測が導き出せる。
それによると、2013年1月時点でのカーシェアリングの国内会員数は28万9497人と前年比73%増、車両台数は8831台で
同36%増と急成長を続けている。ここ数年の市場の伸びを維持すれば、「会員数30万人、車両1万台」を年内に達成するのは
ほぼ確実だ。
そればかりか、日本のカーシェアリング市場は、さらに現在の5倍に拡大する可能性すらある。それを裏付けるのが、スイスの
カーシェアリング市場の動向だ。同財団によると日本の人口当たりの会員数は、現在0.23%(2013年1月)。これに対し、スイスは
1.3に達している。そして、日本はスイスと並んで、世界的にカーシェアリングに適した市場環境を備えている。
では、カーシェアリングの発祥したスイスで、同ビジネスはどんな動向をたどってきたのか?
■日本のはるか先を行くスイス
スイスでカーシェアリングが始まったのは1987年。「クルマを利用したいが、利用回数が少ないので買うつもりはない」と考えて
いた27人が、共同出資で2台のクルマを購入したのが始まりだ。この協同組合形式でクルマを共有する仕組みは、次第にスイス
全土に広がり、90年には合計550人で39台に増えた。
その後、複数の組合が併存しつつ会員数は増加し続け、97年には1万7400人で760台まで急増した。そして、この年、複数の
組合を統合する形でモビリティ・カー・シェアリング社(本部ツェルン)が誕生した。1つの組合になったことで、会員はスイス国内の
どこに行ってもモビリティ社のクルマを利用できるようになり、利便性が飛躍的に増した。
写真=モビリティ社のカーシェア用車両は、スイスの国旗と同じ赤
http://business.nikkeibp.co.jp/article/report/20130405/246266/001.jpg 今では会員数10万2100人、車両数2600台、ステーション数1340カ所にまで拡大し、欧州最大のカーシェアリング会社に
成長した。スイス全土で頻繁に、国旗と同じ鮮やかな赤のモビリティ車が誇らしげに走り回っている。
会員数10万人は、スイスを追ってカーシェアリングが成長した米国の最大手ジップカーの約30万人には及ばないが、やはり
人口当たりの会員数で比較してみると、米国の0.26%(2012年7月)、カナダ0.29%(2012年7月)、ドイツ0.27%(2012年1月)、
日本0.23%(2013年1月)などに比べると、スイスの1.3%(2011年12月)は、世界的にみても突出している。スイスでは、大人の
60人に1人がモビリティ社の会員としてクルマを共有している。
スイスでカーシェアリングがいち早く普及した背景には、
(1)鉄道など公共交通機関が全土に発達しており、クルマへの依存度が低い
(2)国土が狭いため、駐車場の確保が簡単ではない
(3)成熟した先進国で、クルマをステータスとして所有する意識が薄くなっている
−−などが挙げられる。
そして、これらの条件は、そのまま日本にも当てはまる。日本もスイスと並ぶカーシェア大国になる潜在性を持っているのだ。
■公共交通を補完する乗り物
スイスのカーシェアリングの大きな特徴は、公共交通機関との補完性が高いことだ。公共交通機関と組み合わせて使える
ように、駅のほとんどにカーシェアのステーションがある。そして、そのほかのステーションも公共交通がない街の中に多い。
チューリッヒ市内では平均250メートルの徒歩圏に点在。生活圏の中でモビリティ車を使い、長距離は鉄道に乗る、という
使い方が多い。走行距離の料金設定も、街中で1時間使ってもタクシーより安くなっている。鉄道など公共機関との補完性を
意識し、定期券の所有者には割引料金なども設定している。
(
>>2以降に続く)
(
>>1の続き)
年会費は290CHF(スイスフラン:約2万9000円)だが、公共機関の定期券所有者は100CHF(約1万円)の割引となる。
1時間の使用料は小型車の場合、2.80CHF(約280円)とタクシーより大幅に安い。料金には保険、ガソリン、税、高速道路代
などすべてが含まれている。車種は、電気自動車(EV)30台を含む9種類を備えている。車を所有するコストと比較すると、
カーシェアと公共交通機関を利用することで、年間1万キロメートルを走る人の場合で4000CHF(約40万円)以上の節約に
なると、モビリティ社は試算している。
写真=山がちなスイスでは市街地が密集しており、モビリティ社の車両は市街に重点的に配置している。
都市間の移動は鉄道を想定する
http://business.nikkeibp.co.jp/article/report/20130405/246266/002.jpg 利用者層は18〜35歳が多く、レジャーや買い物などの足として夕方や週末に頻繁に使う。2001年には法人を対象にした
「ビジネス・カー・シェアリング」を強化、これにより平日の日中の利用が大きく増えた。現在3500社以上が利用しており、
特定車両の予約や会社敷地内でのカーシェア用駐車場の設置など、法人会員向けのサービス向上に取り組んでいる。
ツェルンのモビリティ社本部には現在192人が勤務し、このうち40人ほどが車の整備に当たっている。地域別に組合組織が
あり、150人の代表が運営に当たる。2011年の売り上げは7億6万CHF(約700億600万円)、 利益は1300万CHF(約13億円)だ。
モビリティ社が成長を続けている理由は、利益を積極的にICT(情報通信技術)に投資し、会員の利便性を高めていること
がある。クルマは24時間、電話、インターネット、携帯アプリで予約できる。92%がオンライン予約という。最小1時間から最大
16日まで借りることができるが、長期の場合はレンタカーの方が割安になることもあり、その場合、提携先のレンタカー会社を
紹介する。こうしたユーザー本位のサービスが受け入れられている。
写真=会員用のカードをかざしてドアを開ける
http://business.nikkeibp.co.jp/article/report/20130405/246266/003.jpg 写真=車内の端末にカードを差し込んで操作すれば、予約変更などを本部にリクエストできる
http://business.nikkeibp.co.jp/article/report/20130405/246266/004.jpg クルマの受け渡しは無人で行う。会員に発行されるモビリティ・カードで車のドアを開ける仕組みだ。このカードを車内の端末
に差し込むことで予約などの変更、利用料金などをチェックできる。途中で故障や事故があった場合でも、電話による相談窓口
が24時間対応する。
写真=本部では事故対応などを24時間体制で受け付けている
http://business.nikkeibp.co.jp/article/report/20130405/246266/005.jpg ■日本の市場はスイス型
モビリティのマーケティング・広報代表のAlain Barmettler氏は、今後の戦略を次のように語る。
「組合制から出発したこともあり会員は車を大切に使ってくれている。利用者が増えてもこうしたマナーを徹底させたい。
今後は西部フランス語圏のネットワークの拡充に力を入れ、近隣諸国のカーシェアリングと提携することも検討している。
ICTによるカーシェアリング運用のノウハウは高く評価されており、フランスのルノー社のカーシェリング部門でも採用されて
いる。今後もこうした運用ノウハウや、ソフトウエア技術を海外に売りたい」
カーシェアリングの利用形態には、公共交通機関を補完する要素が大きいスイス型と、2台目、3台目として利用されるケース
が多い米国型に大きく分かれる。日本は、公共交通機関が発達しており、スイス型に近い市場と言える。スイスの普及度合いを
みると、国内のカーシェアリング市場はまだまだ伸びシロが大きそうだ。
(終わり)
3 :
名前をあたえないでください:2013/04/15(月) 01:49:20.72 ID:71GtEvfy
スイスのどこが先進国なん?
インチキ金融のこと?
うそつき金融のこと?
どちらから読んでも読めるようになってんだからスイスってのはタダ者じゃないわ
日本じゃ高そう。維持費だけでアホみたいにとられるからサービス提供する方も安くはできないしね
6 :
名前をあたえないでください:2013/04/15(月) 01:59:52.34 ID:RJWn37Pm
国土の狭い日本wwww ・・・・どこの日本だよ?
7 :
名前をあたえないでください:2013/04/15(月) 02:01:40.41 ID:wMEZ0qbS
お前らマスゴミが学べw
8 :
名前をあたえないでください:2013/04/15(月) 02:04:50.09 ID:LIoF+9CY
多くの事を国民投票で決めるスイスは本当の意味での民主主義国家
日本から比べても断然豊かな国だよ
9 :
名前をあたえないでください:2013/04/15(月) 02:06:05.53 ID:71GtEvfy
チンケな国土にチンケな人口。
比較するほうがどうかしてるわ。
10 :
名前をあたえないでください:2013/04/15(月) 02:15:34.63 ID:QZgdGqQB
日本でカーシェアは絶対無理。
麻薬患者の数は圧倒的に日本を越えてるらしいけどな。
12 :
名前をあたえないでください:2013/04/15(月) 02:22:26.57 ID:VW2CHZCQ
スイスは信じられないほどのチクリ大国。
色んな民族の文化が混交しているせいか、互いを一切信用せず貶し合い。
陰湿ないじめ、密告、裏切り…これらが日常生活術。
超絶内向きの外様拒絶社会。
オレじゃねぇよ、スイス人が言ったんだよ〜('A`)
13 :
名前をあたえないでください:2013/04/15(月) 02:27:49.24 ID:W7oPG8x+
ぱっ でた 外国に学べ
14 :
名前をあたえないでください:2013/04/15(月) 02:34:30.55 ID:Yk/9Svu0
>>12 何せ羊飼いしか居なかった国なのに突然に最新の金融と傭兵輸出国になった謎の国だからな‥脈々と続く秘密の儀式とかいろいろ噂が‥。
自家用車の概念が無くなって乗り捨て自由の公共交通みたいなものならともかく
個人的にはなんだか落ち着いて使えない気がするわ
16 :
名前をあたえないでください:2013/04/15(月) 02:51:00.26 ID:jFS12LMM
車を持ってきてもらって返すときも取りに来てくれるなら便利だわ 年会費にもよるけど
スイスの自動車メーカーって、何だっけ?
日本じゃ自動車会社とか販売店多いから、スイスと同じにはならんだろ。
18 :
名前をあたえないでください:2013/04/15(月) 03:06:13.74 ID:x1Nue4/Y
スイスにまなんで、一家に銃を配り、徴兵制復活なんて誰もいわないんだよねw
コインパーキングのタイムズが同じようなシステムのレンタカーを始めてるね
あれが定着すると便利でいい
>>14 伝統だろ
1) アルプスとジュラ山脈で仕切られたド田舎の貧しいムラ社会の谷
2) 守りやすい地勢を生かしてムラ社会を守るべく独立
→ 守りやすい上に周囲全部から隔絶されているので武装中立を選択(16世紀ころ)
→ 欧州の真ん中という地理と永世中立を生かして戦時の銀行が発達→金融が発達(19世紀ころ)
3) 貧しくて独自軍があるので傭兵の輸出が始まる(15世紀ころ)
欧州の真ん中という地理が金融の発達に影響を与えるのは
昔の金融は金銀の両替や小切手・為替の郵送などモノを運ぶ必要があったから
>>8 >>9 >>12 それ全部「田舎のムラ社会」で片付くわな
人口が少ないムラ社会=個人間の接触と意思伝達が濃密=直接的な民主制
全部同じなんだよね
あと日本より豊かと言うのは事実だが
ぶっちゃけ人口が少なく周辺国経済の中枢機能だけを集められた、
本社・金持優遇にして本社機能だけ吸い上げた状態、
日本で言ったら千代田区だけが独立したような国だし
>>19 僻地にばっかり作って町中に作らないで、タイムズに行く車が必要状態
23 :
名前をあたえないでください:2013/04/15(月) 06:26:43.96 ID:6dtCEnkd
金融詐欺先進国スイス
スイスで育ったが一緒にすんなw
25 :
名前をあたえないでください:2013/04/15(月) 10:27:33.01 ID:MU/J9CRj
スイスは非武装中立で平和な国。
みんな平和に暮らしていて、幸せである。
日本が理想とすべき国だ。
>>25 スイスは、非武装中立ではない。武装中立である。
なんだよ、日本とスイス、
これ以上無いってぐらいの決定的な違いがあるじゃないか。
スイスには特亜人がほとんど居ない。