さくら市災害対策本部(本部長・人見健次市長)は21日までに、2011年の東日本大震災や
台風15号の影響で南側斜面が崩落した同市喜連川のお丸山公園麓の住民21世帯52人の避難勧告を、
3月15日に解除する方針を固めた。
同年3月15日以来続いていた避難勧告は、ちょうど2年で全面解除となる。
同市は全面解除に合わせて、同年11月以来休業している麓の「もとゆ温泉」の営業も、3月27日に再開する予定。
同市と県矢板土木事務所は今月28日午後7時から、喜連川公民館で住民説明会を開催。
復旧工事の現状や避難勧告解除日などを正式に報告する。
お丸山公園は東日本大震災で南側斜面に亀裂が入り、台風15号で高さ約50メートル、
幅約70メートル、長さ約140メートルにわたって崩落。
民家2棟が全半壊となり、県矢板土木事務所が復旧工事を進めている。
下野新聞「SOON」 2月22日朝刊
http://www.shimotsuke.co.jp/news/tochigi/top/news/20130222/986594