[映画.com ニュース] 米俳優ロバート・デ・ニーロと松田龍平が、NTTドコモのスマートフォン・ユーザー向け動画配信サービス
「dビデオ powered by BeeTV」の新CMで初共演を果たしていることがわかった。同CMは、2月22日から全国でオンエアされる。
「dビデオ」は、2013年1月14日時点で370万人という国内最大規模の会員数を誇る、スマートフォン向けの定額制動画配信サービス。
「動画と“出会う”新しいケータイライフ」をコンセプトに、国内外の映画、ドラマ、アニメ、音楽、そしてBeeTVのオリジナルコンテンツまで
約7000タイトル、約5万7000コンテンツ以上のラインアップが月額525円で見放題になる。
今回のCMでは日本とアメリカ、そして若手とベテランという垣根を越えた共演が実現。
アメリカからは、世界の映画界で俳優のみならず監督・プロデューサーとしても名を馳せるデ・ニーロ、
日本からは数々の映画賞に輝く若手実力派の松田が出演した。デ・ニーロが“映画の神様”に扮し、
“映画を愛してやまない青年”松田と、現実と虚構の狭間“映画の夢のなか”で、英語と日本語で話し合う不思議で贅沢な時間を過ごす。
撮影は昨年12月にニューヨークで行われ、「BAR篇」「THEATER篇」「ROOFTOP篇」の3つのエピソードが完成。
「THEATER篇」はデ・ニーロが所有する映画館で撮影が行われるなど、細かいこだわりが随所に見られるものとなっている。
松田は、今回のオファーに「このCMは、本当に実現するのかな?と思いました(笑)」という。
それでも「撮影が終わって、デ・ニーロさんと共演できたことで僕自身興奮しているんですけど、
出来上がりも面白くなっていると思います」と自信のほどをうかがわせる。
さらに、「不思議な雰囲気の、他にはないCMになるんじゃないかと思います。
僕も楽しみにしていますし、みなさんも楽しみにしていてください」とコメントを寄せた。
一方のデ・ニーロは、松田との共演に対し「龍平が(「ブラック・レイン」の)松田優作さんのご子息と聞いて、
共演できて楽しかったよ。日本語と英語でのセリフのやりとりは、興味深い経験だった」と述懐。
スマートフォンで映画が見られている現状を「数年前は、そんなことは私にとってクレージーに思えたが、とても素晴らしいことだと思う。
モダンテクノロジーが境界を取り払い、もっと多くの人々にこれまで以上にたくさんの映画を見させてくれることは、
世の中のアーティストにとっても素晴らしい進歩だ」と語る。
出演した理由は「この企画が、私の映画への愛情と同じものを共有していると感じたから」と説明している。
映画.com 2月19日(火)5時0分
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20130219-00000001-eiga-movi