(
>>1からの続きです)
<白鳥雪之丞コメント>
この度、氣志團を休学する事になりました。
理由はドラムが叩けなくなったからです。
数年前から叩き方のフォームがおかしいと注意を受ける事があり、自分でも若干の自覚はあったのだけど、その頃プレイの事で悩んでいたので、余計にこんがらがってしまいました。
そして昨年のツアー中に筋肉を断裂。
原因を究明したところ、「職業性ジストニア」である事が発覚しました。
簡単に言うと、自分がやろうと思っている行動を、体が嫌がる病気です。
この病気はまだまだ解明されていない事が多く、完全なる治療法というものがないそうです。
治る人もいるし、治らない人もいる。
ただ、とりあえずはその職業、つまりドラムからは離れた方が良いというお話を頂いたので、昨年いっぱい、ステージはお休みさせて頂きました。
ですが現在、正直に言って、症状は変わらないままです。
色々な治療法を試しているのだけど、今回のツアーには間に合いませんでした。
それでも一緒にやろうと、違う形でステージに立てる方法をメンバー達が考えてくれました。
でも、今の僕にその資格が無いと思った。
氣志團のステージは本当に凄いんです。
メンバーとは言え、付け焼き刃で立っていい場所じゃないから。
悩みました。
今、復活の狼煙を上げている氣志團の足を、僕だけが引っ張っている。
メンバーに対しても、応援してくれているファンのみんなに対しても、申し訳ない気持ちでいっぱいで。
そして、この理由を今まで黙っている事が本当に苦しかった。
精一杯考えました。
氣志團にとって、何が一番大切なのかを。
それは僕が復活すること。
メンバーもこの六人でなければ氣志團ではないと言ってくれました。
待っていてくれると言ってくれました。
みんな、本当にごめんなさい。
僕に少し時間を下さい。
必ず、必ず帰ってくるから。
来月から始まる全国ツアーに僕は参加しません。
それは氣志團の未来のために。
だけど、スピリットは置いて行きます。
どうか氣志團に、より一層の応援を夜露死苦お願い致します。
僕も、一刻も早くステージの上でみんなと再会できるよう、頑張ります。
I’ll be back again、必ず。