【政治】橋下市長、島倉千代子さんの曲を「変な音楽」 庁内放送使用中止

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1 ◆ERINGI.ZLg @パリダカ筆頭固定φ ★
大阪市役所で半世紀近く、昼休みの合図として庁内放送で流れていた歌手の島倉千代子さんの曲な
どが、チャイムや職員の意識改革を促すスローガンに切り替えられた。
ごみ収集車のメロディーとしても使われている曲で、大阪市民にとってもおなじみの曲だったが、
橋下徹市長が「変な音楽」とかみつき、庁内放送から姿を消す事態に。
新たな放送は女性職員が「前例にとらわれることなく、これまで実施してきた方法を見直す」とい
ったスローガンを唱える形に変更されている。

橋下市長から「変な音楽」と指摘されたのは、昭和39年に発売された島倉さんの「小鳥が来る街」など。
市によると、「小鳥が〜」は市緑化100年運動の開始を記念して制作された曲だという。

当時、島倉さんは美空ひばりさんと並び称される人気歌手。
レコード会社の申し入れで、無償協力してくれたという経緯もあり、その後、約48年間、大阪市
北区中之島の市役所本庁舎で、昼休み開始を告げる合図として使用されてきた。

一方、ごみ収集をめぐって昭和41年、市民から「知らない間に収集車が行ってしまった」という
不満が相次いだことを受け、「小鳥が〜」を普通ごみの収集車が巡回していることを知らせるメロ
ディとしても活用。
市民にとっては、むしろ「ごみ収集の音楽」として知られている。

ちなみに、市環境局によると、資源ごみは「赤とんぼ」、容器包装プラスチックの収集時には「草
競馬」の音楽を流し、区別して収集車の巡回を知らせているという。 
庁内放送に使われていたこのメロディを橋下市長が“問題視”する指摘をしたのは昨年12月30日。

自らのツイッター上で「(市役所は)サービス業であることの意識を来年から徹底していきます」
と宣言した上で、「今、大阪市役所は、お昼になると変な音楽が庁舎内に流れます。それを止めて、
来年から組織のスローガンを流していきます」と書き込んでいた。 

橋下市長は、この曲が、島倉さんが大阪市に無償協力してつくられた曲だった経緯などは、知らな
かった様子。
島倉さんの曲を「変な曲」と批判してしまったことに後から気付いたようで、その後の定例会見で
は、「『変な』は撤回します」と陳謝した。

ソース:産経ニュース
http://sankei.jp.msn.com/politics/news/130124/lcl13012411490000-n1.htm