元北朝鮮脱出住民(脱北者)のソウル市職員の男がスパイ容疑で韓国公安当局に逮捕された事件で、当初脱北者とされた男は
脱北者を装って入国した北朝鮮の華僑であることが分かった。
韓国情報機関の国家情報院は今月、ソウルに住む脱北者の情報を北朝鮮に渡していたとして国家保安法違反容疑で男を
逮捕した。公安当局は22日、当初脱北者とみられていた男は両親が漢族の華僑で、2004年に脱北者に混ざって韓国に入国し、
脱北者と偽って生活していたと明らかにした。
脱北者の成功例として韓国メディアに登場してきた男はこれまで自身について、咸鏡北道の清津医科大学を卒業し外科医
として1年間勤務した後、脱北したと語っていた。
男は韓国で貿易会社勤務などを経て2011年6月に脱北者を対象としたソウル市の契約職員として採用され、同市に居住する
脱北者の生活支援業務を担当してきた。国家情報院は男が北朝鮮の国家安全保衛部の指令で脱北者の情報を収集し流出させた
とみて捜査している。
男は韓国定着後に数回、北朝鮮入りしたとされる。中国のパスポートを持ち、北朝鮮で華僑として登録されているため、
中国を経由して韓国と北朝鮮を行き来できたとみられる。国家情報院は男が北朝鮮と中国を行き来する過程で北朝鮮当局に
取り込まれてスパイ活動を始めたとみて、中国での動きを捜査している。
ソース(聯合ニュース)
http://japanese.yonhapnews.co.kr/headline/2013/01/22/0200000000AJP20130122003300882.HTML 関連スレッド
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