最近は、元旦での暴走族の暴走行為のニュースをあまり聞かなくなりました。
ようやく、警察も本腰を入れたということでしょう。
以前は、暴走族の後は、パトカーがくっついて走るだけ、全くやる気がありませんでした。
暴走族は、日章旗や旭日旗が大好きなようですが、暴走族が日の丸をなびかせる姿は、日の丸大好
きな人にとっても苦々しい光景だったでしょう。
日の丸をなびかせたり、日の丸のステッカーを貼っている車なんて、右翼の街宣車くらいですから
(それと祝日の日に小さな日の丸をつけて走るタクシーがありますね。)、
日の丸は、非常に違和感のある存在といえます。
ところで、朝日新聞朝刊の社会面は、日の丸絶賛の記事です。
大見出し
「日の丸を掲げたい街」
中見出し 「人がつながっていたあのころ感じる」
「地元の財産。子らに誇りを持たせたい」
「教育基本法のある目標に従うべきだ」
何でしょうね、この記事は。右翼丸出しではないですか。
(泗水康信、山本亮介両記者の署名記事)
ここで紹介された「街」とは、石川県能登町、鹿児島県垂水市、大分県津久見市。です。
まず能登町。
提案したのが、町議の作間七郎氏だそうです。
日本一探しだそうですが、それが町の日の丸掲揚率を日本一にすることだそうですが、日の丸の持
つ侵略戦争のシンボル(象徴)という問題もさることながら、はっきり言えば、「くだらない。」
という発想です。
その作間氏、終戦時に2歳だから戦争の記憶はない、だから日の丸とも結びつかない、だそうです。
ここまであからさまに無知さをさらけ出せるとは、正直、すごいと思います。
現代の若者が、戦争がピンと来ないというのとはわけが違うでしょう。
育った環境の中で、戦争体験を持った大人は身近にたくさんいたでしょうに。
記憶がないから結びつかないという思考は、あまりに幼児レベルの思考過程と言わざるを得ません。
杉本栄蔵町長の言葉
「まだ少ないね。私としても、日本国民として国を大切に思い、掲げるべきだと考えている。」
これまた、
国が大切 = 日の丸を掲げよ
という短絡思想の持ち主。
>>2以降へ続きます。
ソース:ブロゴス
http://m.blogos.com/article/53316/