【考古】ミシガン湖で第2次大戦の戦闘機引揚げ 空母からの離艦に失敗して墜落したとみられる米海軍の戦闘機「FM-2ワイルドキャット」
ミシガン湖で第2次大戦の戦闘機引揚げ
およそ70年前の第2次世界大戦中に、空母からの離艦に失敗して墜落したとみられる米海軍の戦闘機「FM-2
ワイルドキャット」。アメリカのミシガン湖に眠っていたが、日本軍の真珠湾攻撃から71年後の2012年12月7日に
引き揚げられた。今後は、フロリダ州ペンサコラの国立海軍航空博物館で修復される予定だという。
http://www.nationalgeographic.co.jp/news/bigphotos/images/ww2-era-airplane-found-lake-michigan-flight_62203_big.jpg 編隊飛行するアメリカ海軍の戦闘機、グラマンF4Fワイルドキャット。今回引き揚げられたFM-2は、小型空母での
離着艦を容易にするためにF4Fを軽量化したタイプ。Photograph from Keystone/Hulton Archive/Getty Images
この機体は1944年12月28日、アメリカ海軍の訓練用空母セーブル(U.S.S. Sable)からの離艦時にエンジンが損壊、
水深約61メートルの地点に沈んでいた。
機体は船首から転げ落ちて海に沈んだというが、驚くことにパイロットのエンサイン・ウィリアム・フォーブス(Ensign
William Forbes)氏は一命を取り留めた。フォーブス氏の娘のクリスティン・スミス(Christine Smith)さんは、「あの
寒さは生涯忘れられないと話していた」とイリノイ州の「Daily Herald」紙に語っている。
空母セーブルは姉妹艦のウルバリンと共に、1940年代にミシガン湖上でパイロットの訓練用に使用されていた。
「元は、五大湖で就航していた1924年製の外輪客船だった。パイロット訓練用に改装されたとはいえ、通常の空母
より小さい」と、引き揚げプロジェクトを主導した、シカゴのA&Tリカバリー(A&T Recovery)社の共同設立者タラス・
リセンコ(Taras Lyssenko)氏は話す。
FM-2はグラマンF4Fワイルドキャットを、小型空母でも離着艦が容易なように軽量化したタイプ。米海軍歴史
遺産コマンド(Naval History and Heritage Command)によると、前身となった機種より速度、上昇力、操作性、
航続距離が向上していた。ゼネラル・モーターズ(GM)が製造に当たり、1943〜45年の間に4000機以上が生産された。
リセンコ氏は引き揚げられたFM-2を最初に見たとき、その状態に驚いたという。「セーブルの船首部分から湖に
転げ落ちたようだ。パイロットは助かったというが、にわかには信じがたい。時速32キロくらいの船に追突され、胴体が
真っ二つになったようだ」。
「ほぼ当時の原型をとどめている。修復すれば飛べるかもしれない。そんな無理な期待を抱くほどだ」とリセンコ氏は話す。
70年間も湖底にあって、タイヤの空気も抜けていなかった。
ミシガン湖には歴史的に重要な航空機が多数沈んでおり、A&Tリカバリーは国立海軍航空博物館の運営母体から
引揚作業を請け負っている。1980年代の会社設立以降、約40機を引き揚げたが、あと80機は沈んでいるという。
1942〜45年の間に、1万7000人のパイロットがミシガン湖上で離着艦訓練を行った。リセンコ氏によると、1940年代
には100機以上の訓練機が墜落して湖に沈んだという。実戦で酷使された老朽機が新人パイロットの訓練に当てられ、
しかも通常より小型の航空母艦に着艦しなければならなかった。「激しく波立つミシガン湖では、なおさら厳しい訓練
だったはずだ」と同氏はコメントする。
リセンコ氏は、10代の頃からミシガン湖底に眠る過去の遺物の捜索に関心があったという。「航空機が眠っていると
わかってからは、位置を特定する調査を進めていた」。研究者らと協力し、墜落事故の報告書で正確な場所を特定
しようと試みた。しかしかなり前から、記録には正確性を欠く場合があるとわかっていたという。
「残骸があると記録されている場所が、実際に墜落事故が起こった地点とは離れていることがわかった」。墜落事故に
目を奪われて、当時の記録員が判断を誤ってしまったのかもしれない。「よくあるケースだ」と同氏は話した。
Marianne Lavelle/National Geographic News December 12, 2012
http://www.nationalgeographic.co.jp/news/news_article.php?file_id=20121212003&expand#title >>2あたりに続く
おなじことをなんどもなんどもなんどもなんどもポストするのが流行りなのか・
70年前のドジっ娘か。
6 :
名前をあたえないでください:2012/12/13(木) 10:46:30.10 ID:0aZ2S47Q
確か零戦の餌食になりまくった戦闘機では?
キャッ党忍伝てやんでえ
ついに山猫が目覚めたか。
>>6 なってない、米側の資料だとキルレートは5分以上。
10 :
名前をあたえないでください:2012/12/13(木) 14:50:01.36 ID:A1ohoWVm
>>6 最初はね。
龍驤から発艦した零戦が捕獲されて戦闘方法を分析されてからは
必ずF4F2対零1でやるよう戦法改めてからは零戦でも苦戦するようなった。
11 :
名前をあたえないでください:2012/12/13(木) 15:02:23.47 ID:lb9i50Hg
>1940年代には100機以上の訓練機が墜落して湖に沈んだという
死んだのも相当な数だな。
命を顧みない米帝ならでは。
ミシガン湖か
カナダと戦った時の遺物か
お前らのゼロ叩きは俺が反対ソース持ってるから余裕こいて見れるわ
「数」の論理・ランチェスターの第一法則が適用された大戦後期の成績でワイルドキャットの斬るレシオが
あがっているように見えるだけでは?