NPO法人全国精神障害者ネットワーク協議会のピアサポート交流研修会が1日、熊本市の九州ルーテル学院大であり、
協議会が続けている精神障害者1000人アンケートの結果が紹介された。
アンケートは、昨年12月?今年3月に実施。抗精神病薬のうち成分や効果が同様の薬を一日に何種類処方されているか
聞いたところ平均3・22(回答者446人)にのぼった。
説明した協議会の徳山大英代表は「病気なので薬は必要だが最低限にするべきだ。インフォームド・コンセント(十分な説明
に基づく同意)をきちんと行っている医師が少ないが、患者が選択するアドヒアランスまでいかないといけない」と訴えた。
分科会もあり患者ら同士が体験を基に、薬の利用や恋愛・子育てなどについて話し合った。
毎日新聞 2012年12月02日 地方版
http://mainichi.jp/area/kumamoto/news/20121202ddlk43040301000c.html