【社会】解放運動の平等主義とは逆、橋下氏の「過剰な競争主義思想、なぜ」…タブー越えても書かねば、「橋下氏連載」佐野眞一氏に聞く

ソース（東京新聞　11/28付朝刊　「こちら特報部」）
http://www.tokyo-np.co.jp/article/tokuho/list/CK2012112802000141.html

　橋下徹大阪市長についての「週刊朝日」の連載が同市長の抗議で中止された騒動は、週刊朝日側の全面謝罪、発行元の
朝日新聞出版社長の引責辞任などで、いったんは終幕した。しかし、この問題で提起された言論の自由と部落差別など、
多くの重要な議論は未消化のままだ。筆者の佐野眞一（しんいち）氏は十二日に「見解とお詫（わ）び」という小文を発表した。
あらためて、佐野氏に真意を尋ねた。

　総選挙に雪崩うつ混乱政局を背景に、今回の問題はかまびすしい論議を呼んだ。ただ、その間、もう1人の当事者ともいえる
佐野氏が舞台に登場することはなかった。

　「自分らしくもないというか、社会的な使命感が働いた仕事だった」

　千葉県の自宅で、佐野氏はそう振り返った。

　「橋下という人物を看過していたら、大変なことになる。あたかも第二次大戦前夜のようなきな臭さを社会に感じた」

　それが執筆の動機だったという。具体的にはどういうことなのか。

　「橋下と彼を取り囲むメディア、特にテレビは彼の言説を無批判に垂れ流している。テレビジャックされたかのような状況だ。
メディアの弱体化に言論の危機を覚えた」

　橋下氏の振る舞いに、1930年代のドイツを想起したと話す。

　「ワイマール憲法下で小党が乱立し、閉塞状況が続く。そこにヒトラーが登場する。彼は聖職者や教師、哲学者らを“いい思いを
している連中”とやり玉に挙げ、求心力を高めた。その手法は現在の橋下と似ている」

　危機的な状況に一矢報いたいと、佐野氏は考えた。評伝という自らの分野を戦場に選んだ。「部落という一種の社会的タブーを
乗り越えてでも書く」と意思を固めた。

　だが、発表した作品は「差別だ」という指弾を受けた。自らも「記述や表現に慎重さを欠いた」というおわびを記した。

　ただ、とりわけ問題とされた「血脈」や「DNA」という表現は本文中にはなかった。それらは週刊朝日の中吊り広告や表紙に
記されていた。

　「責任を転嫁するつもりはない。ただ、事実として、それらは編集部から事後報告的に見せられた。事前だったら、ダメだと進言
したと思う」

　それでもおわびした理由がある。「ハシシタ」というタイトルだ。

　「橋下の実父もそうだが、父方の取材先は『橋下』と書いて『ハシシタ』と発音していた。そこからタイトルが浮かんだ。しかし、
今回の騒動が起きて、関西の地名で『ハシシタ』が被差別部落を示唆するケースがあることを知った。読者の方からも（タイトルが）
部落を想起させるという指摘を受け、差別される側の気持ちに思慮が足らなかったことに、胸が突かれる思いがした」

　橋下氏からの反発は予想していたという。が、「こんな具合に連載中止を決められて驚いた」。週刊朝日内部での掲載前の
激しいやりとりも全く知らなかったという。

　15回ほどの連載を視野に、佐野氏と取材班で60人ほどを取材していた。連載中止後、複数の出版社から完成作品の出版を
打診されたが、「いまはまだ、そこまで考えていない」と語った。

（>>2以降に続く）

（>>1の続き）

　1月に出版された佐野氏の著作『あんぽん』はソフトバンクの創業者である孫正義氏の評伝だが、在日韓国人（現在は
日本国籍を取得）である孫氏の一族、ルーツを韓国取材も重ねて描いた。

　佐野作品では定番ともいえる手法だが、橋下氏の連載では「政治家は政策で判断されるべきであり、出自と結びつける
のは差別に等しい」といった批判が噴き出した。

　佐野氏は「部落出身の父親が乱暴者だから息子もそうだ、といった短絡的な考えは微塵もない。それは『長髪なら女性』
ということと同じ言説だが、全体的に言葉が足らなかった」と語る。

　人物の評伝を描く際、生育環境にこだわる理由をこう説明する。

　「人間は社会的な生きものであり、文化的な環境や歴史的背景はその人物の性格や思考に必ず影響している。まして
公党の代表であれば、その言動や思想がどういう経緯で形成されたのかを知ることは極めて大切だ」

　橋下氏の場合、政策を評すことはとりわけ意味をなさないともいう。

　「沖縄の米軍普天間飛行場問題では、大阪府知事時代は関西国際空港への移転を語り、最近では『（沖縄の）辺野古
しかない』と平気で言う。原発再稼働問題でもそう。そんなでまかせの政策は評価のしようがない」

　では、連載1回目で橋下氏の実父を描いた意味は何だったのか。

　「実父が生きた部落では、解放運動が強い力を持っている。そこでは徹底した平等主義が貫かれる。しかし、その環境を
背負っている橋下の思想は全く逆。『力のない奴は生きている価値がない』という過剰な競争主義だ。文楽をめぐる対応が
典型だ。その違いを探ることは、おそらく現代社会の病巣を描くことにつながる」

　連載1回目の最後に作家の故中上健次氏の名が出てくる。中上作品の多くは紀州熊野地方の「路地（部落）」の共同体が
舞台だ。そこにも佐野氏の本意がちらつく。

　「その前提として、彼の実父の描写は欠かせなかった。父親がアウトローになっていく過程は高度経済成長期。当時、
被差別部落から若者たちが都会に出てくるが、差別によってたいした仕事には就けず、棄民化されていく。高度成長の
一側面だ。そうした事実を踏まえたいと思った」

　差別と解放運動、アウトローの実父、首長に上り「戦後民主主義の脅威」になった息子。その相関関係に世相を映そうと
いう狙いだったのか。

　佐野氏は実父の後、橋下氏の発想に大きな影響を与えたと推測される母親の姿を追おうと考えていたという。しかし、
少なくとも、今回の連載では果たせなくなった。

　それどころか、今回の連載中止により、批判対象と目していた橋下氏の活動に「塩を送る」結果になってしまった。佐野氏は
その苦い現実をどう見ているのだろうか。

　「読者に対して申し訳ないという思いがある。言説の単純化を加速させるツイッターが橋下の武器であり、それによる宣伝を
彼は『言論』と称している。そうした時代を憂えることしかできないのは、敗北主義的で嫌なのだが…」

　インターネットやツイッターに歓迎一色だったメディア環境の変化について、もっと警戒心を持つべきだったと指摘し、
こう言葉をつないだ。

　「橋下を出せば、視聴率が取れるというメディア。長引くこの不況を脱して、カネもうけができればよいという橋下。そこには
共通項がある。ただ、その風潮の行方の恐ろしさについては、ほとんど語られていない」

（終わり）

橋下が競争切磋琢磨と云い続ける限り、このような血脈や環境、遺伝子的なレベルでその存在を客観的に分析する事はおおよそ必要であろう。
競争に勝って喜びを得るなど、殆ど精神的に奇形の存在であり、和を持って尊しとする日本古来の精神から甚だ逸脱しているものである。
競争したいなら海外に出給え。
日本国は内需主導で充分に繁栄して行けるんだよ。

禿は誉めるために、橋下は貶すために
出自を使うんだからなあ

言い訳がましい。
橋下に危ない点があるといっても、
出自を暴いて中傷する自由を振りかざす連中ほどは危なくない。
あえてナチスやヒトラーに絡めるのなら朝日や佐野のほうがより近い。

心配なく、橋下の短絡的思考回路はすでに国民がお見通し。

ヒトラーや小泉には絶対になれない。

石原に利用されやがて捨てられる。

三橋貴明がチャンネル桜で維新の会をフルボッコ
http://www.youtube.com/watch?v=mSlqn_kdK3Y

三橋「民主党より醜い」

そもそも解放運動＝平等主義ってのもアカい貴族の詐欺なんだが
どちらも管理搾取主義

創価にも言ってやれ

「橋下を出せば、視聴率が取れるというメディア。長引くこの不況を脱して、カネもうけができればよいという橋下。そこには
共通項がある。ただ、その風潮の行方の恐ろしさについては、ほとんど語られていない」

いやいや、「橋下を出して、カネもうけができればよい」というのは他でもないお前だからw

佐野さんも先を読めなかった。
週刊誌の記事が出た頃どころか、もう夏頃から完全失速していて、叩く値打ちはなかった。

>>11
叩く価値は無くなったって多少は現実見ろよ
各種調査でバラ付き大きいとは言え現状自民に次ぐ２番手になってるんだぞ？

>>12
3番手、4番手の調査もあるし、候補者を150しか立てられず、それも掃きだめみたいな候補者ばっかりで、
どうしようもない。調査で入れたいとは言いつつ、実際の候補者には入れない。
通るのは元太陽の前職と、少しは地盤がある近畿の府議とか市議。雨の一つも降れば、30議席で大惨敗というのが目に見えている。現実を見ろよ。
選挙が終わったら、維新の会は雲散霧消するよ。残念ながら。何のポリシーもないんだから。

＞橋下と彼を取り囲むメディア、特にテレビは彼の言説を無批判に垂れ流している

田中康汚のときはもっとひどかったが？

解放運動の平等主義？
そもそも創立者は中国で偽薬を売っていた詐欺師だぞｗ

橋下は"解放運動の平等主義"とは逆なのか？
開放同盟とは一体だと思ってたんだが。

あの騒動は人権擁護法案を通すためにハシシタとアカヒが仕組んだマッチポンプだろ
佐野はアカヒ側から何も知らされず利用されただけ

宿命を背負っただけの子 橋下自身には何の非もない話なのに。

佐野を許すな！！

.
●平気で堂々と嘘をつく橋下徹●
■■■■■■■■■■橋下氏実績
●橋下知事時代に大阪府の借金は減るどころか、1600億円も増えていたことが判明。→橋下知事も事実を認めた。
●それにより、大阪府は5年以内にも財政再建団体になる模様。(大阪府は夕張市のようになる)
橋下知事は、自分の都合の良いように勝手に大阪府基準を作り、借金が減ったように見せかけていたようだ。（あまりにも悲しい）（政治より政局、自分の欲の為に府民を騙し府や国を利用する、悲し過ぎる人生だ、育ちに疑問を感じる、）

「皆様方は、優良会社の従業員であります。」
橋下知事が大阪府知事を辞める時に満面の笑みで言った言葉は何だったのか。（全力で嘘をついていたようだ）
実際の大阪府は優良会社どころか倒産しかけ？
http://www.youtube.com/watch?v=5KmCjS6dFsI
http://www.youtube.com/watch?v=T6hYl4lBVw8

佐野眞一、元気でよかった

猪瀬直樹の出自や身辺を暴いてこそだろ

案外まともな言い訳だな
まぁ、橋下の評価は置いと居て、維新の候補が民主のチルドレン並みなのは確か

http://www.youtube.com/watch?v=R5esDOiKtnk

でも　宮城なんかで　ゴミ出して後片付けしなアカンやろ。
大阪のカッコ悪い所は　自分で出したゴミポイポイ捨てるマナーの悪さ。
だからバカにされんねんって。
東京都では有り得へんで。

佐野の言い訳が見苦しい

eco＝ゴミ問題＝原発。
ゴミは出ない様に地球全体努力すべき。

マウンドにメガホンとかゴミ投げ捨て、禁煙の御堂筋で堂々と喫煙ポイの大阪。
このマナーの悪さ　今改善すべき時！！！！