岐阜県教育委員会は22日、公立高校の50代男性の非常勤講師が在校生の作品として本年度の「
岐阜県美術展」青年部に出品、入選した2点が、卒業生の描いた不正なものと分かり、入選を取り
消したと発表した。
県教委によると、講師が校内の美術部に残っていた作品を勝手に出していた。
講師は不正を認め既に退職。
「出品しないより出品した方が、美術部の生徒の励みになると思った」との趣旨の説明をしたという。
卒業生が9月、作品を引き取るため高校を訪れた際、他人の名前で美術展に応募した「出品票」が
貼られているのに気付き、発覚した。
2010年度の美術展でも、この講師の指示で、在校生に卒業生の絵画を加筆させ出品した1点が
優秀賞を受賞していたことが判明し、県教委はこの入賞も取り消した。
ソース:産経ニュース
http://sankei.jp.msn.com/affairs/news/121122/crm12112218220027-n1.htm