トヨタ自動車の英国における生産拠点、トヨタモーターマニュファクチャリングUK(TMUK)は、バーナストン工場にて
新型『オーリス』のラインオフ式を実施した。
式典には、英国政府からビジネス・イノベーション省のヴィンス・ケーブル大臣を来賓に迎え、トヨタの欧州統括会社
であるトヨタ モーター ヨーロッパ(TME)のディディエ・ルロワ社長、TMUKの小島勝憲社長らが出席した。
式典でルロワ社長は、「トヨタは20年前に、欧州初の生産拠点であるTMUKで生産を開始し、順調に事業を発展させてきた。
オーリスはトヨタの欧州戦略車であり、ファミリーカー市場での販売強化につながることを期待している」と語った。
今回、ラインオフしたのは新型オーリスのハッチバックタイプで、ガソリン、ハイブリッド、ディーゼルという3つの
エンジンタイプを設定。また、2013年にはワゴンタイプ「オーリス ツーリング スポーツ」も、同じく3つのエンジン
タイプで投入する予定。今回の新型オーリス立ち上げに伴い、TMUKでは約1.85億ポンド(約237億円)の新規投資と
約800人の期間従業員の新規採用を行った。
TMUKは今年、生産開始20周年を迎え、これまでの累計生産台数は325万台以上、総投資額は21億ポンド(約2690億円)
以上に達している。現在は『アベンシス』『オーリス』『オーリスHV』を年間約18万台生産している。
レスポンス
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