日本テレビは若返り以前に、若手が居つかない状況だ。大幅な給料の見直しにより羽鳥慎一、
西尾由佳理が相次いで昨年退職。局の惨状を露呈した格好だ。
「いま女性で全国区的な知名度は『NEWS ZERO』の鈴江奈々アナ(32)と『スッキリ!!』の石田エレーヌアナ(30)ぐらいでしょう。
でも、どちらも既婚者で、お世辞にもアナドルとはいえない。しかも、この2人でさえ年齢的に若い部類というのがスゴい」(女子アナウオッチャー)
また、休職したのち9月末に結婚退職。元局アナだった丸岡いずみさん(41)は一時期“奇跡の38歳”と呼ばれ、
年齢のわりに童顔だったことからマスコミの人気者だった。
「丸岡さんは北海道文化放送のアナウンサーで、報道記者をやりたくて日テレに途中入社。
しかし、年齢的には若くてかわいいので、記者と並行して再び司会もやらされるようになった。
この処遇に精神的に不安定になり1年近く休職後、退職。もうフリーでも局に関わることはないでしょう」(日本テレビ関係者)
誌面の都合上、詳細は書かないが、他部署に異動させられヒッソリと辞めていった女子アナもいる。女子アナ陣も哀れな限りだ。
「テレビ界は、ネットの普及で斜陽時代に入り、どこも経営が苦しい。とくに女子アナは季節商品だから
使い捨てでいい、という考えが日テレにはある。フジテレビの女子アナを引き抜くという話もあります。
ましてや給料が安くても女子アナになりたい人は何万人といるので、スペアはいくらでもいるんです」(前出・同)
こうなってくると現職アナも自分たちの身の振り方に必死になるのは当然か。
「石田アナは4月に結婚。すでに妊娠して年内に産休に入る。でも辞めるとは言っていない。
つまり、うまく産休を利用して就職活動をするわけです。他局に移ることも十分考えられ、
人気アナが少なく視聴率4位のTBSあたりなら可能性大」(民放ディレクター)
一方、もう一人の全国区アナ・鈴江アナはどうか。
「『NEWS ZERO』での落ち着いた雰囲気とニュース読みのうまさは、幹部の評価も高い。
一部では彼女は給与改定前の高給のままだという話もあります。夫とも離婚寸前だというし、局残留でしょう。
不満をいうタイプではないので、日テレでは寡黙が名馬」(女子アナライター・大川真也氏)
アナドル、冬の時代。
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