【国際】自国が実効支配している地域でパフォーマンスする「愚」…海外から「とびきり愚かで無責任」と見做された石原氏と李明博氏

ソース（BLOGOS、北村隆司氏）　http://blogos.com/article/49103/

　久方振りにコロンビア大学の東北アジア研究所の公開講座に顔を出してみた。

　会は、日米韓中の知識人によるパネリストの各１０分程度のプレゼンで始まった。

　各パネリストの主張は、予想した内容と余り変わらず、特に勉強にならなかったが、中韓の知識人の積極果敢な発言に比べ、日本から来た
インテリのおどおど振りと、抽象的なお説教調のプレゼンには、説得力が殆ど感じられなかった。この調子は、学生が発言もせずノートを取る
だけの日本の大学では通じても、白熱した討論が当たり前の米国では通じる訳がない。

　結果として、日本の立場を弁護したのは米国の知識人の役割となってしまった。

　韓国からのパネリストでは、コロンビア大学法律大学院を卒業し、米国の大手弁護士事務所に勤務した後に、韓国で弁護士事務所に
入り、現在は韓国統一省の法律顧問をしていると言う人物の歯切れの良いプレゼンが印象に残った。

　彼は「何事もまとまり難い韓国だが、竹島（韓国流では独島）問題だけは、絶対に世論が割れる事はない。これは尖閣を巡る中国世論も
同じである。韓国は、自国が長期に亘り実効支配している独島（竹島）には領土紛争はないと言う立場を堅持しており、国際司法裁判所
への提訴に応じる理由はない。従い、日本が戦争でも始めない限り、竹島の現状を変えることは不可能である。それに比べ日本では、
竹島・尖閣でも世論は必ず割れる事に我々は自信を持っている。日本は、この現実を認識して行動すべきだ」と流暢な英語で主張していた。

　質疑応答に入ると、この種の公開講座には何時も顔を出して歴史認識問題を持ち出すソウル国立大学出身の老人が、議題とは直接
関係ない慰安婦問題を取り上げて「日本の主張は未だに帝国主義時代と変わって居らず、実にけしからん」と強弁すると、司会者が
「只今の発言は質問ではなく、ご意見だから」と次の質疑に移リ、一件落着と思いきや、次に日本から派遣された研究者が「只今の発言には
私も同感で、日本は一日も早く贖罪して、日韓関係を正常化する責任がある」と発言したのには驚いた。

　竹島問題は韓国の政治家にとっては死活問題かも知れないが、日本にとってはその政治的、経済的影響の大きさから見ても尖閣問題
に比べれば取るに足らない問題である。

　パネリストの一人として出席した、高名なジェラルド・カーテイス・コロンビア大学教授は「今回の問題で最も愚かで無責任な政治家は、
韓国の李明博大統領と日本の石原都知事である。自分の人気取りに外交を使う事は良くあるが、自国が実効支配している地域で
あのような行動を取る事は、国の利益に反するだけで、全く国益に貢献しない。この様な派手なパフォーマンスで、国益を損なうのは、
とびきり愚かで無責任な政治家としかいい様がない。」と手厳しいコメントをしていた。

　カーテイス教授のこのコメントは、大方米国の論調の線に沿っており、自国の実効支配に海外から疑問を招くだけのこの愚かな行動には、
首をかしげるばかりである。

（>>2以降に続く）

（>>1の続き）

　石原知事が大嫌いな米国の首都ワシントンに乗り込み「国がもたもたしているので、尖閣の地権者から都が島を買い取る事にした」と
大見得を切った時は「さすが石原知事」と言う歓迎ムードで盛り上がり、丹羽駐中国大使が英紙フィナンシャル・タイムズのインタビューで、
都による尖閣購入計画を「実行されれば日中関係に重大な危機をもたらす」と述べると、日本中が「大使の資格なし」「民間大使は
役立たない」「売国奴」などと丹羽大使批判一色に染まった。

　この時は、先述の韓国の弁護士の意見と異なり、日本の世論は「丹羽大使非難」で一致していた。

　ところが、国有化後の中国の想像を絶する執拗な反発をうけ、残念ながら、丹羽前大使の懸念が的中して日中関係が重大な局面に
突入すると、マスコミの論調は「本人は愛国者だと思っているかもしれないが、経済も外交もまったく音痴。今後を含めてわが国の経済的
損失は多大だし、多くの国民にいらざる不安をかき立て、反中国意識を煽り立てた責任は大きい」と石原知事や政府の軽率さの批判に
一転し「領土問題というのはいかに日本側に理があろうとも、本来もっと冷静慎重に対処すべき問題だ」などと言い出した。

　こう見て来ると、多かれ少なかれ結果責任を問われる政治家に比べると、マスコミ稼業は誠に気軽なものだと呆れて仕舞う。
　冷静な外交は当然だが、物には順番がある。「熟慮、断行」とは、行動前に熟慮しろと言う教えで、断行してから「冷静さ」を取り戻しても
「後の祭り」に過ぎず、相手からは、逃げ腰に見られるのがせいぜいである。

　私の以前の拙稿にも引用したキシンジャー氏の言葉をここでも引用してみたい。

　石原知事は「自国の価値観を広めようと言う観点から戦おうとする人々には敬意を表する」と言う同氏の言葉に価する人物ではあるが、
派手な人気取りに走った為に、我が国の実効支配の壁を突き崩せず苦慮していた中国に、領土紛争の口実を与え、「最も避けなければ
ならない、外交政策の選択の幅を狭める」結果を招いた。

　今回の竹島・尖閣騒動は「外交政策は目標と共に、そこにいたる手段をも定めなければならない。若し、その手段が国際的な枠組み、
或いは自国の安全保障上の重要と考えられる外交関係の許容範囲を超えた時には、選択をしなければならない」と言うキッシンジャー氏の
金言を無視した、李 明博、石原慎太郎と言う二人の愚かで無責任な政治家が引き起こした事件だと言う事をひしひしと感じさせた事件
であった。

（終わり）

早いか遅いか土地持主は売りたかったんだよ。
個人所有で死んだ場合のリスク考えたらしかたないだろ。

つまり、「さすが石原さんだぜ！俺たちは閣下についてくぜー」って言ってる人たちは、
韓国で「李明博がチョッパリに目に物見せてやったニダ！ホルホルホル〜」ってしてるネチズンと同レベル。

っていうお話だったりするわけで、バカにつける薬はないな、という話だったりもする。

>>3
マスコミは何故かその部分には触れないねｗ

韓国の竹島粘着と
日本の尖閣放置を同列に置くのは無理ぽい

>>4
誰にも読んでもらえないからって自分でコメントするな！カス！オマエが一番バカだよ

>>4
いいんじゃなの、民主政権だしな
自動車事故でも両方がボケてる時におきるんだ
民主は仮免さえ持ってなかったから当然の結末

そもそも尖閣は狙われてたし、実効支配してるから領土問題化を避けるというもっともらしい建前の下で着実に侵略されつつあったわけですが…

結果だけをみれば、今回の騒動で多くの国民が領土問題に改めて関心をもち認識を得、クソ政府も防衛体制を強化せざるを得なくなったわけで、国益を損なったとするのは早計。確実に損なわれたのは売国企業の私益。

南朝鮮の村長さんに関しては国益とかそんな大きな話は関係ないからな。彼が個人として生きるために必死なだけだから

日本と中国の政治的違い、国民性の違い歴史の違い教育の違いを考慮に入れていない

さらに、竹島は韓国の橋頭堡あり尖閣にはせいぜいちょこっとした灯台、しかも立てたのは石原都知事

日本が竹島に武力行使することはほとんどなかったが、中国が尖閣諸島に武力行使する可能性は大きかった

ここでもまったく状況が違っている

少なくとも東京都に買わせて灯台を建てさせて、日本政府は東京都に責任を押し付けてワンクッション入れるべきだった

中国が尖閣に今まそれを、カスなスパイの外務省と輿石、仙石あたりが中国にはめられて

国が勝ってしまった、これで中国は強気で「尖閣諸島には領土問題がある」と言えるようになった

都が勝っていれば政府は民間の売買で逃げれたわけだ

APEC時クソ外務省の情報で胡錦濤に報告に逝った野田は、まさか胡錦濤がメンツがつぶれたと怒るとは

夢にも思っていなかっただろう。つまり中国に完全にはめられたわけだ。

いい加減にしろ　ビジネスもやったことのない人間がカス行動してるんじゃねーよ民主党氏ね

基本、国買ってしまったからこれはこれでしょうがない

バカは国が買うべきだとＴＰＯ無視して訴えてたやつがいたが

中国と対峙していることすら考えられない猪突猛進型のバカたれ

東京都に買わせてワンクッションおいて中国と対峙したほうが非常に良かったわけだわ

完全に外務省に中国のスパイがいる

今後日本はスパイ法を可決して官僚からスパイをあぶりださんといかん

レッドパージは絶対に必要

大体共産主義はカルト宗教と一緒

思想ではなく宗教だわ

テロ宗教　オウムと一緒

こんなもん、政権交代したら破防法を掛けんといかん

スパイだらけの日本は本当に危険な状態

>>1
この理屈だと、メドベージェフたんが国後島訪問したのは人気取りに外交使ったのに
たいして外交問題にならなかったから、ピエロにすらなれなかった大馬鹿ってこと？

「問題を起こすのは悪いことだ」っていう事なかれ主義にしか見えないんだけど^^;

竹島は領土よりも、天皇陛下侮辱発言の方が問題。
尖閣は、軍事空白地帯をどうバランスするかの問題。

領土なんか奪ったり奪られたりするんだから、
奪られないように守ればそれでいいの。

尖閣の場合は民主党がボロボロにしちまって
何もしなけりゃマズイ状況にまで追い込まれていたからな

>>13
いい指摘だなぁ。

中国はすでに共産主義ではない、日本の100倍近い経済格差社会が共産主義であるわけ無い。

ただの独裁主義だし、人権抑圧主義だし、遅れてきた帝国主義だ。

こんな国とまともに日本が同等のように言う奴は、そもそも信用に値しない。

このブログ主も、クズだな。

>>1-2
全く異なるものを同列に扱うのは詭弁の典型

日本はおとなしく作戦も練らないが
韓国には在日の金満生活ぶりを
中国には格差を象徴する資産家の優雅な生活をただただ流して見せればいい
国を混乱させればいいだけ
ところがやらないんだよな
人がいいって言うんだかばかなんだか

あのまま行けば地権者がシナの企業等(それを隠したものも含む)に売り渡していた可能性も０ではない。
問題が大きくならなければ、マスゴミがひっそり報道している間に確実にシナの侵略･謀略は進んでいた。
シナに進出した日本企業は、遅かれ早かれ今回のようになっていたのは間違いない(今回たまたまこの事件がキッカケになっただけ)
石原氏の行動は結果的には思惑と違う形になったが、確実に国益にかなった行動だったと評価されるべきだ。

893の脅しに屈してその中で生活していたら、角田事件の被害者と同じになっていただけ。削られ、削られ、最後は殺される。


日本国民は、周辺の893と戦い、内部に潜む893シンパとも戦う。苦労の多い２面作戦だが、大和民族は決して屈しない。立ち上がる時期は確実に近付いている…

>>13
実際、すでに実効支配しているなら事勿れ主義がベストだが

シナチョンみたいな基地外をお前はどうやって納得させて引き下がらせるんだ？
何か策でもあんのか？

>>13
> >>1
> この理屈だと、メドベージェフたんが国後島訪問したのは人気取りに外交使ったのに
> たいして外交問題にならなかったから、ピエロにすらなれなかった大馬鹿ってこと？


政府が国民に対して嘘をついてきたから知らないのも無理はないけど
国後島の領有権は、日本国政府が公式に放棄しているんだから
日本政府は対外的には領土問題に出来ないんですよ。

サンフランシスコ講和条約締結時に、
総理大臣である吉田が国後島も千島列島に属するもの(日本は主権を求めない)と公式演説までしているのですよ。

それを、日本国民には知らされていないだけでね。


サンフランシスコ条約を破棄しない限り
日本政府が領土であると正当に主張できるのは、北海道の付属島嶼である歯舞と色丹。

国後と択捉については、ロシアの弱みに付け込んでの交渉でしか取り返すことは出来ないのが現実ですよ。


日本政府が国内向けに使っている固有の領土論というのは
制度的には日本政府が自分で放棄してしまった領土だから、苦し紛れに使っている国民騙し。

固有の領土論が正しい理論だと信じているのならば、千島列島全部と樺太も要求しないと辻褄が合わない。

同レベルの日本と韓国ｗｗ

>>22で書いたのは、日本国民は北方領土要求をするなということではなくて、

本気で北方領土奪還を目指す意思があるのならば、
・サンフランシスコ講和条約の不公正を追求し、
・ソ連に対日参戦させるために領土獲得を約束したことの不公正を追求しないことには
一歩も進まない問題だということです。

政府には、そんな意欲は皆無のように見えますけどね。

ちなみに、私は「千島列島を全部返せ、樺太も返せ」という立場です。

8割が支持してんだからもがいてもダメ

韓国は李承晩の独裁、全斗煥の光州事件などの悪政
北の拉致事件、大韓航空機爆破事件など世論から隠すため
北の息の掛かった挺対連、韓統連などが捏造慰安婦問題を煽り
日本や韓国世論を左派が反日世論に操作していると思われる
特に韓国政界は現在かなり左派が抑えてるのではないか？

竹島（独島）は日本の領土です。
朝鮮古図の于山島（うざんとう）は鬱陵島（うつりょうとう）から９０Ｋｍ離れた「竹島（独島）」ではありません。
朝鮮古図の于山島（うざんとう）は鬱陵島（うつりょうとう）の東２Ｋｍにある付属島の「竹嶼」（ちくしょ）です。

藪太郎先生「竹島問題・于山島検証動画　part２」
http://www.youtube.com/watch?v=FMRxs9O9FrU&feature=related

>>22>>24
へーえ、
旧ソ連がサンフランシスコ講和条約に調印していたとは知らなかった。
それから、ゴルバチョフ以降のソ連・ロシアは、
日本と「北方領土」に未確定の領土問題があることを公式に認めている。

ちなみに自分はどのような裁定が下されるか分からないが、
日露はICJに共同で付託すべきという立場。

>>28
妄想を垂れ流す前に、歴史を確認してご覧。

>>28
無関係の話を持ち出すことで騙そうとする人間の典型だなあ。

・日本の政府は、サンフランシスコ講和条約締結により千島列島を放棄してしまった。
　放棄する千島列島には国後をも含めるという公式演説を講和条約締結時に総理大臣がやっている。
　対ソ講和があろうとなかろうと、日本政府が放棄したという事実が後から変わることはない。

・歯舞・色丹に関しては北海道の付属島嶼であり、日本が放棄したことがないんだから
　国際法上の権利を根拠にしての領土交渉をすることは当然のこと。

・それ以上を取り返そうとなると、国際法上の正当な権利の実現ということではなく
　ロシアとの取り引きということになる。

>>28

橋下徹の、最強の交渉術

　　　ありえない比喩による、論理のすり替え法
　　　ありえない比喩による、論理のすり替え法
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まったく無関係な比喩によって、
相手の主張が間違っているかのような錯覚に陥らせる

詭弁を弄してでも黒いものを白いと言わせる技術。

>>29
え？
>>28の書き込み自体に史実に反していることがあるの？
>>30
その条約をソ連・ロシアが承認していないのも事実。
>>31
君は日本語を正確に読み書きする訓練をした方がいいね。
>>28では「北方領土」に関しては、ICJへ日露が共同で付託すべきと書いてあるが？
まあ、所詮はIDを変えて書き込むような類の人間なのだろうけど。