【偽造事件】偽１級建築士:「２級では仕事取りにくい」容疑者逮捕

１級建築士の免許証偽造問題で、神奈川県警は９日、相模原市中央区田名（たな）、２級建築士、石岡秀逸（しゅういつ）容疑者（６４）を建築士法違反（１級建築士の詐称）と偽造公文書行使容疑で逮捕した。

「２級では仕事が取りにくかった」と容疑を認めているという。

逮捕容疑は１１年２?９月の間に計４回、同市南区の民間検査機関などに対し、「１級建築士石岡秀逸」などと記載した建築確認申請書と、偽造した１級建築士免許証などを提出したとしている。

県警によると、石岡容疑者は自分が開設していた建築設計事務所の１級建築士の免許証を複写し、修正テープを使って自分の名前や生年月日などに書き換えたとみられる。

この１級建築士が死亡した９２年以降、同様の方法で詐称を続けていたとみられ、県内だけで９１物件の建築確認申請などに関与したとみて調べている。

石岡容疑者は「新たに１級建築士を雇うのが面倒で、報酬ももったいないと思った」と供述しているという。【一條優太、山田麻未】

ソース　毎日新聞
http://mainichi.jp/select/news/20121009k0000e040142000c.html
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