米アップルが19日から提供を始めるiOSの最新版「iOS6」で、日韓両国が領有を主張する竹島(韓国
名・独島)を検索すると、言語バージョンによって竹島の地図のところに表示される名称が異なる
ことが分かった。
韓国メディアのZDNetは16日、iOS6のリリース用バージョン(GM)で竹島を検索すると、日本語版だ
と日本語で「竹島」、韓国語版だとハングルで「独島」と表示されると伝えた。
ZDNetは、「iOS6のベータバージョンは、韓国語版なのに“竹島”と表示された。それに比べると良
くなった」とし、ベータバージョンで指摘されていた“独島”の検索不可は避けられたと伝えた。
だが、「未だに日本語版に設定を変えると“竹島”と表示される」とし、言語によって表示される
名称が異なる状態にあるとした。
韓国では今年6月、iOS6のベータバージョンが“独島”を検索できないことがネットユーザーの指摘
で判明し、大きな騒動になっていた。
どうやら、アップルは両国の反発を考慮し、今回の最終版が発表されるまでの間にハングルによる
“独島”表記を追加し、2つの表記を同時に採用したようだ。
しかし、問題なのは、追加された“独島”表記が韓国語版だけではないようだということ。
ZDNetは、「英語版や中国語版でもハングルで独島と表示される」と伝えており、“独島”表記がほ
かの言語版にまで加えられていることを明かしている。
韓国は、インターネット上の地図データ書き換えなど、地道な作業を通じて「独島」表記の世界的
な普及を図っている。
iOS6で英語や漢字による“独島”表記はまだないようだが、「気がついたらすべて“独島”になっ
ていた!」という事態にならないよう警戒した方がいいかもしれない。
(韓フルタイム)
ソース
http://n.m.livedoor.com/f/c/6958756 画像
http://p2.ms/6u5p2