★自然に囲まれお茶味わう 北海道ガーデンショー
※【写真説明】緑豊かな庭でゆっくり中国茶などを楽しむ参加者(塩原真撮影)
http://www.tokachi.co.jp/photograph/201209/THM20120902-0013429-0014411.jpg 日中の専門家が提供
【清水】北海道ガーデンショーが開かれている十勝千年の森(町羽帯)で1、2の両日、
雄大な自然景観の中で中国と日本の伝統的な茶を味わう茶会が行われた。
初日の関係者向けの茶会では、日中友好の関係者らが景観と香り深い味わいを堪能しながら交流を深めた。
ガーデンショー実行委員会が主催。平安時代から続く茶道一茶庵家元の佃一可(つくだ・いっか)さん(63)
=東京在住=がプロデュースし、中国と日本の専門家が伝統的な茶を振る舞った。
「夕暮れの茶会」と題した関係者向けの茶会は、1日午後5時半から
「デザイナーズ・ガーデン&コンペティション・ガーデン(恋の庭)」一帯で行われた。
十勝日中友好協会(後藤裕弘会長)の会員ら約25人が、日本に伝来した当時の茶とされる「団茶」、
中国の国賓館で提供される「峨眉(がび)有機茶」など計5種類を味わった。
出席者は個性豊かな庭園の眺めと茶の味わいを堪能し、中国の専門家から茶に関するエピソードも聞いた。
後藤会長は「小川のせせらぎを聞きながら茶を飲むのは格別だった」と話していた。
一般向けの「大地の茶会」は2日午前10時から会場内の「アース・ガーデン(大地の庭)」で行われ、
来場者が雄大な景観を望みながら、特徴的な味わいを飲み比べた。(杉原尚勝)
十勝毎日新聞
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