韓国は官民挙げて“医療観光”を内外にPRしている。韓国は医療技術が結構、進んでいるし、とくに病院施設はなかなかいい。
国際的に費用も割安だ。そこで“医療観光”と銘打って外国人患者を誘致しようというわけだ。
“医療”には当然、得意(?)の美容整形が含まれる。短期旅行で可能だから人気があり、最近は中国人客が目立つ。
ソウルの繁華街・明洞などでは顔に包帯した“手術帰り”の中国人女性がショッピングに走り回っている。
また市内バスでボディーに「ヤンアク手術」とでっかい広告を出したのが街を走っている。「ヤンアク」は漢字では「両顎」。
つまり「顎の手術」という美容整形の広告で、女性の間で顎の骨を削る小顔作りが人気なのだ。本来は医療手術で、
しかも顔の神経を傷つける恐れもあるとか、マスコミは流行に警告を発しているが。
ところでロンドン五輪のアーチェリー女子団体で銅メダルに輝いた日本の早川漣選手(韓国出身)が記者会見で報奨金の使い方を聞かれ、「顔が大きいので顎の骨を削る美容整形に使いたい」と語って話題になった。
韓国女性らしい“美容への執念”だが、実に正直で、あっけらかんとしていてほほえましい。スポーツ選手でもそこまでやるか!(黒田勝弘)
http://sankei.jp.msn.com/world/news/120811/kor12081103200003-n1.htm