トウモロコシ備蓄を放出−中国、米干ばつ受け (8/11 18:12更新)
【北京共同】中国政府は11日までに、トウモロコシとコメの備蓄を近く放出する方針を明らかにした。
米国の干ばつでトウモロコシの作柄が悪化し、価格が高騰していることを受け、
供給増でインフレを抑える狙いとみられる。国家食料局が10日発表した。
世界有数のトウモロコシ生産国で消費国の中国では、経済発展による生活水準の向上で食肉生産が拡大。
飼料向けを中心にトウモロコシ需要が急増し、米国などから大量に輸入している。
中国では昨年、食品価格高騰でインフレが深刻化し、政府は対応に追われたばかり。
http://www.toyama.hokkoku.co.jp/newspack/keizai2012081101002495.html