任期満了に伴う箕面市長選と市議選(定数23)が5日告示された。市長選には無所属で現職の倉田哲郎氏(38)のほかに立候補の届け出はなく、
倉田氏が無投票で再選。市議選には33人が出馬し、選挙戦となった。投開票日は12日。
倉田氏はこの日朝、阪急箕面駅前で第一声。1期4年間の実績を前面に出し、「子育てしやすさ日本一」などを目指した市政運営を訴え、
選挙カーで市内を回った。しかし、他に立候補の動きがなく午後5時に無投票当選が決定。近隣の市町村長や大勢の支持者らが同市箕面の選挙事務所に詰めかけ、倉田氏が姿を見せると祝福の声があがった。
倉田氏は「無投票当選の重みをひしひしと感じる。信任してもらえなかった人たちに対しても、納得できる仕事をしたい」とあいさつ。
子供の医療費助成の対象を中学卒業までに拡大することや北大阪急行線延伸の着工、市民病院の黒字化経営などを2期目の公約として示した。
市議選に立候補した33人の内訳は、現職21▽元職1▽新人11。党派別では、共産4▽公明3▽民主、自民2▽諸派4▽無所属18。4日現在の有権者数は10万4904人。
http://sankei.jp.msn.com/region/news/120806/osk12080602040001-n1.htm