西桂町の石田寿一町長(68)名義でウナギのかば焼きが有権者に宅配された問題で、町長解職請求の署名活動は6日、
1カ月間の期限を迎えた。解職請求している「明るい西桂町を創る会」の芦沢茂義代表(70)は、住民投票実施に
必要な選挙人名簿登録者数(6月2日現在、3721人)の3分の1(1241人)を超える署名が集まったことを明らかにした。13日に町選管に署名簿を提出する予定。
一方、町議会(定数10)解散請求の署名活動を続けている「西桂維新の会」の新田善久会長(62)も6日、
住民投票に必要な3分の1以上の署名が集まっていることを明らかにした。署名活動の期限は13日。
双方の署名簿が13日に提出された場合、選管は14日から20日以内に署名簿審査をして、有効・無効の確認作業をする。
審査終了後に7日間、署名簿が縦覧される。縦覧終了後に署名簿が返付され、翌日から5日以内に解職・解散の本請求が行われる。
町長解職・議会解散を問う住民投票は本請求より60日以内に行われ、有効投票数の過半数の同意があった時に失職することになる。【小田切敏雄】
http://mainichi.jp/area/yamanashi/news/20120807ddlk19010032000c.html