【IT】米ヤフー新ＣＥＯ…注目される理由[08/06]

米ヤフー新ＣＥＯ…注目される理由

　７月１７日にヤフーの社長兼最高経営責任者（ＣＥＯ）に就任した、マリッサ・メイヤーさんに注目が集
まっています。その理由は、米グーグル２０番目の社員としての実績など、大きく三つあります大きく三つ
あります。

【１・グーグルからの電撃移籍】

　グーグル副社長からヤフーへという、長年インターネットでライバル関係にあった企業間の転身というの
が理由の一つです。
　メイヤーさんは、１９９９年にグーグルに女性初の技術者として２０番目に入社して以来、検索をはじめ
、グーグルニュース、Ｇｍａｉｌなどグーグルの核となる事業を形作り、直前は、グーグルマップ、グーグ
ルアース、ストリートビューなどを含むローカル、地図、位置情報担当の副社長として活躍していました。

　ロンドンオリンピック期間中、注目種目が日替わりイラストで登場するグーグルのトップ画面は楽しみで
す。行事や著名人の誕生日など記念イベントに合わせてロゴを動画やイラストで表現するグーグル・ドゥー
ドルも彼女がキュレーターを務めていました。
　ライバル企業への転身が珍しくないアメリカですが、グーグルとともに歩み貢献が大きかっただけに、「
副社長とはいえ昇進が見込めないからでは」などと、グーグル内の処遇などに様々な見方が飛び交っている
のです。

【２・ヤフーの将来】

　長年、ＩＴ業界を牽引（けんいん）してきたヤフーの業績がここ数年、伸び悩み、将来どうなるのか心配
されていることも、注目される理由です。
　検索でグーグルに抜かれ、ツイッターやフェイスブックなどＳＮＳが次々と台頭するインターネットで、
これからヤフーは何を強みにして生き残りを図るのか。月間７億人の利用者がいる最大級のサイトであるこ
とは間違いないものの、経営環境は厳しいのが現状です。
　ＣＥＯの交代も、この３年で５人目になります。コンテンツやメディアの充実を目指していた前任の暫定
ＣＥＯではなく、メイヤーさんが就任すること自体、ヤフーの方向性が定まっていない象徴との指摘もあり
ます。
　メイヤーさんがどうやってヤフーを立て直そうとするのか、その手腕に関心が集まっています。
　自身、技術者として数々の開発プロジェクトを手がけてきた実績に加え、グーグルでリーダー養成のため
の「アソシエイト・プロダクト・マネージャー」プログラムを創設したのもメイヤーさんです。最新コンピ
ューターサイエンスを学びたての新卒から優秀な人材を幹部候補として育て、この精鋭から何人かを引き抜
いても不思議はない、との見方も出ています。

【３・プライベートにも注目】
　もともと、メイヤーさんは、グーグルの顔として対外的な発表などの場に出る機会も多く、知名度があり
ます。まだ３７歳と若く、その容姿がとても魅力的なことも、注目される要因です。１０月に出産予定であ
ることを自身のツイッターで明かしていますが、ＣＥＯ就任に妊娠は問題になりませんでした。
　米誌フォーチュンが発表する全米上位５００社のランキング「フォーチュン５００」の企業で、妊娠中の
ＣＥＯは初めてだそうです。
　アメリカでは折しも、クリントン国務長官のブレーンを辞して大学教授に戻ったアン・マリー・スロータ
ーさんの「なぜ、女性はいまだに全てを手に入れられないのか」と題した論文を発端に、ワーク・ライフ・
バランスが議論されています。果たして、メイヤーさんがこの議論に影響するような働き方、あるいは職場
環境をヤフーでつくることになるのでしょうか。
　「フォーチュン５００」で７３位のグーグルから、４８３位のヤフーに移籍して、メイヤーさんがどんな
リーダーシップを発揮していくのか、無事な出産を祈りつつ、今後も目が離せません。
　（読売新聞調査研究本部主任研究員　稲沢裕子）
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20120806-00000302-yomonline-sci

ヤフーとアホーってなんか似てるよね

米ヤフー40万人分の認証情報漏えい、Ｇメールなども被害の恐れ[12/07/13]
http://yomi.mobi/read.cgi/bizplus/anago_bizplus_1342146275/1-

ジェンダフリーｗ　アメリカの価値観なんてウンコ