任期満了に伴い、9月23日告示、30日に投開票される兵庫県三田市議選
(定数22)の立候補予定者説明会が3日、市役所西3号庁舎で開かれ、現職
23、新人7、元職1の計31陣営が出席した。市議選は今回から定数が2削
減されることから、激戦は必至とみられる。(篠原佳也)
出席陣営の党派別は、民主4、自民1、公明3、共産3、みんなの党1、地域
政党三田前進の会3、無所属16。
説明会では、市選管の新谷隆博委員長が「選挙では公職選挙法にのっとった活
動が求められる。市民の関心が高く身近な市議選だけに、正々堂々と活動して
ほしい」とあいさつした。
選管職員が、立候補手続きや選挙運動での注意点などを話した後、三田署から
選挙カーや取り締まりについて、郵便事業会社三田支店から選挙用はがきにつ
いて説明があった。
1958年の市制施行以来半世紀以上、定数24が続いていたが、2008年
ごろから、市民グループ「三田を愛する女性の会(現・三田を愛する市民の会)」
の運動を機に削減論争が活発化。11年3月、同会が求めた「4減案」を市会
は否決して、「2減案」を可決した。これに反発した同会が選挙人名簿登録者
5359人分の署名を集め、「4減」を直接請求したが、同年9月に再び否決
された。
過去5回の市議選の立候補者数は、08年30人▽04、00年32人▽96
年31人▽92年26人‐だった。
http://www.kobe-np.co.jp/news/hanshin/0005265548.shtml