転売目的を隠して携帯電話を契約し、販売店からだまし取ったとして、
警視庁サイバー犯罪対策課は、詐欺の疑いで、
住所不定、無職、高橋学被告(34)=恐喝罪で起訴=を逮捕した。
同課によると、高橋容疑者は
「生活のためにやった。安く手に入れて高く売るために、人気機種を狙っていた」などと容疑を認めているという。
同課によると、高橋容疑者はインターネットの掲示板で、携
帯電話やスマートフォン(高機能携帯電話)を販売店で購入する“アルバイト”を募集。
1日5、6人を使って、昨年2月〜8月、計約5千台を購入、中古販売店に転売して換金し、約1億円の利益を上げていた。
購入時にはキャンペーンなどを利用していたため、代金はほぼ無料だったという。
アルバイトには、1台の購入につき1万5千円の報酬を払っていた。
逮捕容疑は、昨年7月、東京都豊島区南池袋の携帯電話販売店で、転売目的を隠して、
無職女=詐欺罪で有罪判決確定=に携帯電話2台とデータ通信端末2台(計約13万円相当)を購入させ、だまし取ったなどとしている。
http://sankei.jp.msn.com/affairs/news/120726/crm12072614020012-n1.htm