【国際】中国“当然の権利”振りかざし厚顔無恥 四文字熟語の似合う破廉恥国家(産経新聞)
盗人の頭目が、手下に「盗みは悪いことだ」と説教するが如き、誠にもって珍妙なお話をひとつ。
中国農業省が、中国と北朝鮮の漁業組織間で結ばれた協定の遵守を遼寧・山東両省と
大連市に通達したのは6月。北に近い黄海海域で5月、操業中の中国漁船が北当局に
拿捕され、罰金要求された事件を受けた措置のようだ。
協定は、この海域で操業する際には、両省や大連市の許可が必要で、勝手に出漁した
漁民は中朝双方が摘発する−としている。
笑える。中国漁民は世界中の海で漁業資源を乱獲し、生態系を壊している。外国領海や
禁漁区もお構いなし。取り締まり当局相手に立ち回りまで演じているから、一部中国漁民は
海賊と呼んでも差し支えない。中国は漁民=海賊を外国海域に出漁させ既得権を構築。
海上警備当局に彼らを保護させ、紛争を待って海軍を繰り出す戦法を繰り返し“中国の海”
を拡大してきた。海賊であり獅子身中の虫に協定・通達遵守を求めるのは無理。
一方で、賄賂を贈られた当局側が、漁民の違反に目をつぶる構図は社会・経済構造上の
伝統様式となっている。
朝飯前の「朝令暮改」
そもそも、中国政府に協定・通達遵守といわれてもピンとこない。漢書には、一度口に出した
君主の言葉は、汗が再び体内に戻らぬように、取り消すことができない「綸言汗の如し」という
喩えがある。
しかし、中国政府=中国共産党の外交姿勢を見ていると、自国に不利な解釈を180度
変更して恥じるところがない。漢書にある「朝令暮改」など朝飯前だ。中国VSベトナムと
中国VS日本の2件の海洋係争は典型である。
中国とベトナムのトンキン湾をめぐる海洋係争は30年も続き、2000年にやっと決着をみた。
ベトナムは海南島近くに海溝があることから、海南島の際まで、つまり湾全体が自国の海だと
「大陸棚自然延長論」を主張した。
対する中国は、双方の中間線が妥当な落としどころだと反論した。
国際司法裁判所などは、双方の海岸線から等距離の海域に中間線を引き、そこから島々
の位置を勘案して、中間線をずらしていく判例を解決法として提示。1980年以降の国際
判例がいずれも「中間線論」を持ち出した側に軍配が上がったことに、中国は着目したのだった。
二重基準が「基準」
意図的にハードルを上げたベトナムに対して、この時の中国の言い分は珍しく真っ当であった。
だが、真っ当な主張は中国には似合わない。日本領の沖縄県・尖閣諸島が所在する東シナ海
に関しては海溝・沖縄トラフがあるとして「大陸棚自然延長論」を持ち出し、中国の海だと別の
モノサシを出してきた。
天然ガスが眠っているとわかった途端の唐突な言い掛かりだった。国際判例では、海底地形は
考慮されず「大陸棚自然延長論」は無視された格好で、それに中国は従った過去など
忘れたかのようなふてぶてしさだ。
>>2に続く
http://sankei.jp.msn.com/world/news/120715/chn12071500120000-n1.htm http://sankei.jp.msn.com/world/news/120715/chn12071500120000-n2.htm http://sankei.jp.msn.com/world/news/120715/chn12071500120000-n3.htm http://sankei.jp.msn.com/images/news/120715/chn12071500120000-p1.jpg 消波ブロックに加え、チタン合金の金網を被せて保護されている沖ノ鳥島の東小島
=東京都小笠原村(植村光貴撮影)
二重基準が「基準」であることは、日本最南端の島、太平洋上の沖ノ鳥島をめぐる見解にも
見事に表れる。国連海洋法条約では「島」について「自然に形成された陸地で、水に囲まれ、
高潮時においても水面上にある」と定義。
日本政府は、この条件に適う沖ノ鳥島は島だと主張している。これに対し、中国は抗弁している。
歴史的経緯からも、さすがに日本領とは認めざるを得ないが、島ではなく「岩」だと言い出した。
海洋法条約では「人間の居住又は独自の経済的生活を維持することのできない岩は、
排他的経済水域(EEZ)又は大陸棚を有しない」とある。
「岩」であればEEZが設定できぬ、国際法の解釈を引き出せるのだ。実際に09年、沖ノ鳥島を
「岩」と認めるよう、国連大陸棚限界委員会に意見書を出した。
ただし、委員会は沖ノ鳥島北方など31万平方キロの海域を日本の大陸棚と認定。沖ノ鳥島
は島と承認され、沖ノ鳥島から最大350海里が日本のEEZとなる。
岩礁を人工島へと加工
中国が日本のEEZ設定を嫌がるのには訳がある。海洋資源採取やレアアースなどの科学的
調査を行うに当たり、日本政府の同意が必要になるためだけではない。
沖ノ鳥島は台湾・朝鮮半島有事の際、米軍の西進を遅らせるための重要拠点となるからだ。
中国軍は、日本の南西諸島を「第一列島線」、小笠原諸島〜マリアナ諸島〜グアム〜パラオ
を結ぶ線を「第二列島線」と呼び、米軍西進を阻む防衛線と位置づけるが、沖ノ鳥島は
両列島線の中間に浮かんでいるのだ。
海洋法条約上、EEZにおける軍事的活動は詳細な規定を欠くが、中国軍のこれまでの
軍事的対応を分析すると、自国EEZ内での外国軍の軍事的活動を厳しく取り締まってきた。
従って、中国は沖ノ鳥島海域で軍事的活動を控える、とはならない。これが中国の中国たる
所以だ。中国は南シナ海における複数の岩礁を人工島へと加工している。人工島は、
海洋法条約でいう「自然に形成された陸地」ではない。ではないが“島”と言い張り、だから
“領海”だと宣言している。
事程左様に、自国EEZ内での外国軍の軍事的活動は認めぬ一方で、外国のEEZで
軍事活動を繰り返すことなど、中国にとっては“当然の権利”と相成る。
「厚顔無恥」「傲岸不遜」
これ程、四文字熟語の似合う国も珍しい。
(九州総局長 野口裕之/SANKEI EXPRESS)
依頼がありました
4 :
名前をあたえないでください:2012/07/16(月) 22:28:51.11 ID:9/0uUWjn
シナ、ロシア、朝鮮は平和共存を根本的に認めてない
あとイスラエルもな
5 :
名前をあたえないでください:2012/07/16(月) 22:42:09.94 ID:KkKK9lKE
権利は、主張するが義務は果たさない、約束は守らない。
それが、世界中から嫌われている支那チョソ民族。
6 :
名前をあたえないでください:2012/07/16(月) 22:42:45.67 ID:yfB59c1Q
世界の迷惑、シナ
7 :
名前をあたえないでください:2012/07/16(月) 22:46:57.03 ID:J5eR6Q3o
世界のダニ、中国シナ
良心持ったシナなら恐いが、今のシナは恐くない。
なぜなら、世界の国々が黙って居ないから。
8 :
名前をあたえないでください:2012/07/18(水) 23:36:06.52 ID:VEjyZVBG
こんな産経を、ネトウヨどもが潰しにかかってる
9 :
名前をあたえないでください:2012/07/23(月) 19:42:53.19 ID:pgqxMxrN
>>8 ネトウヨだけで無く、ゴミ売の手先も潰しにかかってたりしてw
「厚顔無恥」
「傲岸不遜」
区役所に対し裏付け取材をしない産経新聞らしいですね
11 :
名前をあたえないでください:
生きている人間の「死去号外」を出しておいて、本人に謝罪に行かない。
こういうマスコミに似合う四字熟語はなんですか。
教えて産経さん。