【鉄道】懐かしい?「京王アイボリー」が一畑電車で復活![7/16]

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 島根県の城下町・松江と出雲大社を結ぶ一畑電車。
現在、営業運転している車両のすべてを大手私鉄から譲り受けている。
定期的に必要となる電車のお色直しに合わせ、
住民や鉄道ファンの手によって譲り受ける前のカラーリングに戻すイベントが行われた。
復活したのは首都圏でおなじみ、あの私鉄のシンボルカラー。
のどかな田園地帯を疾走する姿は、昭和の多摩地区を思い起こさせてくれるだろう。

 塗装体験イベントはファンら60人を集めて7月7、8の両日行われた。
塗り替える車両は2100系。
京王電鉄が「京王帝都電鉄」だった時代、多摩地区と新宿を結ぶ通勤型の電車として活躍した元京王5000系だ。
昭和43年に日本車両が製造し、一畑電車には平成6年秋に導入された。
一畑が狭軌のため営団地下鉄(現・東京地下鉄)の台車を使用。
ワンマン運転ができるよう改造も施され、一部車両は中扉が取り除かれている。

 京王では車体が鋼鉄製の5000系のほか、6000系もすでに引退している。
現在も車体前面に「京王アイボリー」は残るが、全体をアイボリーで包んだ電車は、
営業運転を行う車両の中ではないため、今回の塗装復活は、旧5000系に希少価値を与えた。

今春に創立100周年を迎えた一畑電車は、少子高齢化やモータリゼーションで厳しい経営状態が続く。そんななかで、
利用客やファンに感謝の気持ちを贈り、今後も手を取り合って存続しようと企画したのが、今回の塗装イベントだった。

 今回も約60人がフリー乗車券代の1500円を支払い、雲州平田駅(出雲市)の車庫へ入った。
すでに下地はアイボリーに塗られていて、赤いラインの部分を手分けして塗り直す。
また、分散型のエアコンカバーも全体をアイボリー一色にするよう指示された。

 一畑の担当者が「仕上げはやりません。みなさんが塗ったままの状態で営業運転に出すので、なるべくしっかりと重ね塗りをしてほしい」と呼び掛けた。
自分の手で塗った電車に乗れるとは、ファンにはうれしい演出。
塗装には沿線住民のほか、東京都内からわざわざ訪れたファンも複数いた。

 2両1本の電車。片方の前方側面には5000系が走り始めた当時にあった
赤いラインの傾斜(通称「ひげ」)も忠実に再現するという鉄道ファンの琴線に触れる演出がなされている。

 注目の京王アイボリーは7月下旬に走り出す。

※画像
http://sankei.jp.msn.com/images/news/120716/trd12071612000012-p1.jpg

http://sankei.jp.msn.com/life/news/120716/trd12071612000012-n1.htm
2名前をあたえないでください:2012/07/16(月) 18:00:59.19 ID:0s/Dl4Tp
2
3名前をあたえないでください:2012/07/16(月) 18:02:18.55 ID:F+PiOdKN
死にかけ電鉄だから経費節減には良いイベント
4名前をあたえないでください:2012/07/16(月) 18:15:44.67 ID:1zmke7NB
昭和40年頃の過渡期の鉄道車両のデザインを感じる。

扉片開きの通勤電車としては最も近代的な部類。
ヘッドライトをこの位置で2個並べてるのも他に例がなかったような。
5名前をあたえないでください
関東大手私鉄の往年の車両が集う一畑電車