2012年3月期決算企業の株主総会が28日、ピークを迎えた。
前会長が遊興目的で子会社から巨額の不正借り入れをしていた大王製紙は、愛媛県四国中央市で
総会を開催。佐光正義社長は「多大なご迷惑とご心配をお掛けし、深くおわび申し上げます」と
謝罪し、企業統治の強化など再発防止策を実行していくと強調した。
損失隠し事件で元会長兼社長が逮捕されたオリンパスは、12年3月期連結決算で純損益が
489億円の赤字に転落。笹宏行社長は「自由で真面目な企業風土を取り戻す」と今後の
決意を示すとともに、事件で悪化した財務体質の改善や収益力向上に向け策定した中期経営計画を
説明し、理解を求めた。
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http://www.sponichi.co.jp/society/news/2012/06/29/kiji/K20120629003566320.html