【社会】園芸品種と間違ってケシの苗販売…岩手県が回収呼びかけ[6/28]

　岩手県は２５日、麻薬取締法で栽培が禁止されている「ハカマオニゲシ」が同県八幡平市の住宅の庭で見つかり、
購入先を調べた結果、同県滝沢村の園芸業者が、酷似する別の花の苗に誤って混入して販売していたことも判明したと発表した。

　県は心当たりのある購入者に、最寄りの保健所に連絡するよう呼びかけている。

　県健康国保課によると、ハカマオニゲシは今月７日、県央保健所の麻薬監視員が発見した。
滝沢村滝沢の「ガーデンプランツ工藤」がドイツから種を購入して栽培し、
０９年４月から１１年６月にかけて、酷似する「オリエンタルポピー　ビューティーオブリバーメアー」の苗に混入して、
計２１９ポット出荷、販売した。
同社ではケシの一種と見分けられなかったという。

　同社ではこのうち１９９ポットを販売し、同社から苗を仕入れた茨城県土浦市の「ジョイフル本田」が関東地方の１都３県で計２０ポットを販売した。
一部が売れ残ったが、既に廃棄され、数はわからないという。

　県では、ホームページにハカマオニゲシの写真を掲載し、回収を図っている。

http://www.yomiuri.co.jp/national/news/20120626-OYT1T00463.htm

「あへん法」な

オリエンタルポピー Papaver orientale
細い毛に覆われた茎の先に大輪の花を咲かせます。
ちなみに、日本で栽培が禁止されているケシ類は、ケシ(P. somniferum)、ハカマオニゲシ(P. bracteatum)、アツミゲシ(P. setigerum)です。
これらは、園芸品種として海外の種子がたくさん売られているので、注意が必要です。

近所にアツミゲシそっくりの花が咲いてるんだけどｗ

道路沿いに咲いているオレンジのケシみたいのも一斉撤去しておいた方がいいだろう