この春、多摩川を遡上(そじょう)したアユの数は、東京都の調査で1100万匹余りと推計され、
昭和58年に調査 を始めて以来、最も多くなったことが分かりました。
東京都は、多摩川の河口からおよそ11キロ上流の川岸に定置網を設置し、先月までの2か月余り、
東京湾で成長した あと川を遡上するアユの数を調査しました。 その結果、64万匹余りの
アユが確認され、推計した結果、この春、多摩川を遡上したアユの数は、合わせて1194 万匹に
上ることが分かりました。 この数は昭和58年に調査を開始して以来最も多く、1000万匹を
超えたのは初めてだということです。 多摩川のアユは、水質が悪化した高度成長期に大幅に
減少しましたが、最近は川の水質が改善されるなどして100万 匹を超えるまでに回復し、
去年の推計では、前の年のおよそ4倍に当たる783万匹に上っていました。
*+*+ NHKニュース +*+*
http://www3.nhk.or.jp/news/html/20120627/k10013145301000.html