米内科学会誌「アーカイブス・オブ・インターナル・メディシン」に発表された研究結果によると、
65歳以下の心臓病患者のうち、1人暮らしのほうが、そうでない人よりも早く死亡する傾向にあることが分かった。
研究を行った米ハーバード・メディカルスクールのディーパック・バット氏らは、
世界中の45歳以上の約4万4000人を対象に調査。
4年間にわたる調査の結果、65歳以下の患者では、1人暮らしの人の死亡率が7.7%だったのに対し、他の誰かと暮らしている人の死亡率は5.7%だった。
バット氏は、両者に差異が生まれた理由については不明だとしながらも、
医療へのアクセスが一因となっていると指摘。
「1人暮らしの患者は、薬をもらう時などに困難な状況に直面する。
また、体調が悪くなっても病院に電話してくれる人もいない」と分析した。
http://www.excite.co.jp/News/odd/E1340159865107.html