中国大手検索サイト百度の掲示板に「中国人のバスケ好きは日本アニメの影響?」というスレッド
が立てられた。
スレ主のこの主張に対して賛否両論、さまざまな意見が寄せられた。
スレ主は、日本アニメ「スラムダンク」は中国人の誰もが知っており、好きな人もかなり多いと主張。
中国人のバスケ好きは、スラムダンクの影響ではないだろうか、と述べている。
これに対してスレ主に同意する意見がいくつも寄せられ、中国のバスケ熱は確かにスラムダンクか
ら急に加速した、スラムダンクを子どものころに見てバスケを知った、スラムダンクが放送される
前はバスケで遊ぶ人なんてほとんどいなかったなどの大きな影響があったとのコメントが寄せられた。
しかし、反対意見も少なくなく、バスケは姚明(ヤオ・ミン、元NBAプレーヤー)のおかげで流行し
た、親の世代でもすでにバスケは流行っていた、NBAの影響のほうが大きい、バスケは場所も探しや
すいし、マイケル・ジョーダンがカッコ良かったからだ、などの反論があった。
また、話題はサッカーにも波及し、「キャプテン翼はどうなのだ?ずいぶん人気だったが、サッカ
ーをする人なんてほとんどいないぞ」という意見を述べる人もいた。
しかしこの意見に対しては、みんながサッカーをしないのは偉大なる中国代表チームのおかげ、中
国代表が期待外れだからなど、サッカー中国代表チームへの失望感を表すコメントが多かった。
「スラムダンクは小さい時に熱心に見たけど、今ではもうストーリーも登場人物名も忘れた」とい
う人もいたが、スレッド全体を見ると、スラムダンクが中国で放送された時にリアルタイムで少年
時代を過ごした人たちには、大きな影響を与えているようだった。(編集担当:畠山栄)
ソース
http://n.m.livedoor.com/f/c/6619427