日本医科大病院(東京都文京区)の集中治療室で、複数の抗菌薬(抗生物質)が効か ない
多剤耐性菌アシネトバクターが11人の入院患者から検出されたことが9日わかっ た。
同病院は院内感染とみて、対策委員会を設置 して拡大防止に努めている。
同病院によると、今年2月、入院患者1人の たんからこの菌が見つかり、検査範囲を広げた ところ
今月7日までに11人から検出した。こ のうち6人が死亡したが、もともとの病気が原 因とみられ、
感染とは関係ないという。残る5 人のうち3人は入院中で、1人はまだ保菌状態 だが病態は
安定しているという。
集中治療室は、外科や循環器内科などの患者 が使用していた。
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http://www.yomiuri.co.jp/national/news/20120509-OYT1T00666.htm