広島、福岡、佐賀、熊本の各県で10日午後、鉄道の送電設備や、中国電力や九州電力の
電線から火花が散るトラブルが相次いだ。中国電や九電によると、電線に付着した塩分や
黄砂などに、10日に降った雨が影響して火花が発生したとみられる。
10日午後6時15分ごろ、福岡市と福岡県大牟田市を結ぶ西鉄天神大牟田線の
端間−宮の陣間で、線路上の架線から火花が出ているのを通行人が見つけた。
列車の運行を一時止め、急行列車2本が約1時間半にわたって線路上で
立ち往生したことなどから、計4万1千人に影響が出た。
同日午後には、福岡県大川市や、佐賀市、吉野ケ里町など佐賀県の4市1町で、
九電に「電線から火花が発生した」との通報が約40件相次いだ。熊本市内でも1件、
消防に通報があった。広島県でも、午後6時半から同11時半にかけて、電線から火花が
出たとの通報が、広島市佐伯区や広島県海田町など7カ所から広島市消防局に相次いだ。
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http://sankei.jp.msn.com/affairs/news/120411/crm12041101050001-n1.htm